*

ベアテの贈りもの

公開日: : 最終更新日:2014/05/20 作品紹介, 憲法の成立, 憲法を考える映画

beate

日本国憲法(1946年11月3日公布)に、第14条「法の下の平等」と、第24条「家庭生活における両性の平等」を草案したベアテ・シロタ・ゴードンの功績、それを受けて活動展開を進める日本女性たち、変化する日本社会、そして今後を問うドキュメンタリー。

このドキュメンタリー映画は、ベアテ・シロタ・ゴードンがピアニストの亡き父レオ・シロタのレコードを保有する岩手県のあらえびす記念館を訪ねるところから始まる。

ベアテ・シロタ・ゴードンこそが、男女平等を定めた日本国憲法第24条の生みの親だった。昭和初期の日本で、彼女は、日本女性たちの抑圧された状況を目のあたりにして育ち、大学は単独で 米国へ、卒業後はタイム誌の外国部リサーチャーとなった。1945年8月、第二次世界大戦が終わり、彼女は1945年12月、GHQ民間人要員として日本 へ赴任、大戦中、音信不通だった両親と会えた。そして1946年、六ヶ国語をこなす彼女は、日本国憲法草案委員として弱冠22歳で、歴史的に重要な法案を起草した。

beate_sub

作品情報
 
作品時間92分
監督(製作年)藤原智子(2012年)
製作2012映画「ベアテの贈りもの」製作委員会/
イメージブレーン/日本映画新社
貸出元一般財団法人 女性労働協会 (TEL03-3456-4410 FAX03-3456-4420)
〒108-0073 東京都港区三田3-5-21三田北島ビル4階
価格DVD貸出 20,000円
公式HPhttp://www.beateg.com/info.html

 

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

関連記事

tanjo

日本国憲法誕生

■日本国憲法はどのようにして誕生したのか──。それまでの天皇中心の国のありかたを根本から変え

記事を読む

%e7%ac%ac31%e5%9b%9e%e3%80%8c%e6%a8%aa%e6%b5%9c%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%82%92%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%a6%e3%80%8d%e3%82%aa%e3%83%a2%e3%83%86

横浜事件を生きて

横浜事件を生きて 1990年日本映画 58分 松原明監督   【上映

記事を読む

7サトウキビ畑の歌

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (7) 『サトウキビ畑の歌』(完全版) 2004年7月26日 H.T.記

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (7) 『サトウキビ畑の歌』(完全版) 2004年7月26

記事を読む

第59回憲法映画祭2021オモテ

憲法映画祭2021

憲法映画祭2021   憲法映画祭2021 と き:4月17日(土)10:30〜18:00

記事を読む

24隠し剣 鬼の爪

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (24) 『隠し剣 鬼の爪』

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (2) 『隠し剣 鬼の爪』 (初出2004年10月25日掲

記事を読む

天皇制を考える20191012

特別講演会 「現代天皇制による『心の支配』」

憲法を考える映画の会 映像とお話 特別講演会  10月22日即位の礼の日に天皇制を考える 「現代

記事を読む

第53回「ニジノキセキ」20191026コピー3

映画「ニジノキセキ─「4.24」の未来へ、七色の架け橋─」

映画「ニジノキセキ─「4.24」の未来へ、七色の架け橋─」 第53回憲法を考える映画の

記事を読む

045bf61ed35ee3f2

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (18) 『ボウリング・フォー・コロンバイン』

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (18) 『ボウリング・フォー・コロンバイン』 (初出20

記事を読む

20110701_949745

Peace ピース

Peace ピース 監督・製作・撮影・編集:想田和弘 2010年/HD/日本、アメリカ、韓国/7

記事を読む

yahishi

教えられなかった戦争・沖縄編 阿波根昌李鴻・伊江島のたたかい

大平洋戦争の激戦地となり、民間人にも多くの死者を出した沖縄の近・現代史についての長篇記録映画

記事を読む

ad

ad


PAGE TOP ↑