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闇に消されてなるものか 写真家 樋口健二の世界

映画『闇に消されてなるものか 写真家 樋口健二の世界』

第2回国分寺憲法をる映考え画の会20220717オモテ

【上映情報】

第2回 憲法を考える映画の会@国分寺
『闇に消されてなるものか
写真家 樋口健二の世界』上映会
 
と き:2022年7月17日(日)13:30〜16:40
ところ:国分寺リオンホール Aホール
プログラム:
13:30 ドキュメンタリー映画『闇に消されてなるものか 写真家樋口健二の世界』
15:00 トークシェア:樋口健二さん(報道写真家)永田浩三さん(本映画 監督)
 
『闇に消されてなるものか 写真家樋口健二の世界』
 
樋口さんは、自身を「売れない写真家」と呼ぶ。川崎の製鉄所の工員時代、ロバート・キャパ展に衝撃を受け、写真の道を志す。
大気汚染に苦しむ三重県四日市市、毒ガスが製造された広島県大久野島、国や企業を相手にした原発労働者の被曝訴訟などを取材。まなざしはいつも傷ついた民衆に向けられた。炉心付近で働く労働者を世界で初めて撮影することに成功した。
 
報道写真家・樋口健二さん。84歳。
日本人初の「核なき未来賞」を受賞するなど、世界的に評価が高い。半世紀にわたるフォト・ルポルタージュの軌跡を、圧倒的な語りによって振り返る。
 
2021年制作/80分/永田浩三監督/
ドキュメンタリー映画
 
(監督からの一言)
2012年新宿ニコンサロンで、安世鴻さんの中国に遺された日本軍「慰安婦」の写真展が不埒な攻撃で中止になりました。まさに表現の自由の危機。そのとき声を上げ応援に駆けつけてくださったのが樋口さん。地獄に仏でした。それ以来、おつきあいが始まりました。
わたしが勤務する武蔵大学前のギャラリー古藤で続く「江古田映画祭・福島を忘れない」。10年目の節目にこの作品をつくりました。樋口さんのひとを大事にする姿勢、妻節子さんへの思いの深さ、驚異の記憶力、語りの熱量にただただ圧倒されます。
樋口健二さんの写真集から)
四日市 樋口健二写真集
六月社書房、1972年
四日市─樋口健二写真集

フォトドキュメント 原発 樋口健二写真集
オリジン出版センター、1979年

毒ガス島 樋口健二写真集 大久野島毒ガス棄民の戦後
三一書房、1983年

山よろけ 北海道じん肺 樋口健二写真集
三一書房、1992年

原発 1973〜1995年 樋口健二写真集
三一書房、1996年

樋口健二報道写真集成日本列島’66‐’05
こぶし書房、2005年
樋口健二報道写真集成

原発崩壊樋口健二写真集
合同出版、2011年

新版 四日市 YOKKAICHI』写真集
こぶし書房、2014年



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