ショック・ドクトリン
20世紀の一時期、世界は資本主義から社会主義へ移行し、より平等な社会がやってくると信じる人々がいた。しかし実際は、歯止めのきかない貪欲な資本主義が甦ってきた。
1970年代に台頭した暴力的「市場原理主義」の路線は、癌のように浸潤し増殖していった。
ナオミ・クラインは『ショック・ドクトリン』の大著で、その歴史ーチリのクーデターに始まってソ連の崩壊、イラク戦争等の歴史的なショックの実体を暴いた。
彼女は歴史思想家だけでなく、戦争や自然災害などが起きると、その<現場>に行って調査するジャーナリストでもある。それが同名のドキュメンタリーを生み出した。1%が99%を支配する世界がどうしてつくられたのか。映画は、そのまま3.11後の日本の現実と重なる。
作品情報 | |
|---|---|
| 作品時間 | 80分 |
| 監督(製作年) | マイケル・ウィンターボトム/マット・ホワイトクロス (2009年) |
| DVD販売 | 3,200円(税別)旬報社(TEL03-3943-9911/FAX03-3943-8396) |
| DVD上映貸出 | 31,500円(30人以下) |
| 公式HP | ビデオプレスhttp://vpress.la.coocan.jp/shock.html |
| DVD販売HP | 句報社http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/863 |
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