日本の青空
■日本人の誇りを憲法に託した鈴木安蔵。八月十五日、あの青空は希望のはじまりだった…
雑誌編集部の派遣社員・沙也可は、特集企画“日本の憲法誕生の原点を問う”で、名も知らぬ憲法学者・鈴木安蔵の取材をすることになる。鈴木安蔵を中心として、高野岩三郎ら民間人による「憲法研究会」が作成した画期的な憲法草案が、実はGHQが憲法案 をつくる際のお手本となっていたという事実を知る。安蔵が憲法草案を手がけるまでの間の苦労・妻・俊子との信頼の深さや愛情を知り安蔵の生きた時代と現代が一本の線で繋がり、鈴木安蔵という人物が初めて歴史の表舞台に登場し日の目を浴びることとなる。日本国憲法施行60年の年に、だれも映画にしなかった現代史・日本国憲法誕生を巡る真実のドラマが、若い女性の視点から描きだされていく。
作品情報 | |
---|---|
作品時間 | 123分 |
監督(製作年) | 大澤豊(2007年) |
貸出・販売元 | インディーズ |
価格 | DVD販売 80,000円(無料鑑賞会用) |
公式HP | http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/index.php |
ad
関連記事
-
映画『500年─権力者を裁くのは誰か?』
映画『500年─権力者を裁くのは誰か?』 「第43回憲法を考える映画の会」上映会『500
-
「遠近を抱えてPART2」「靖国・地霊・天皇」上映会
「遠近を抱えてPART2」「靖国・地霊・天皇」上映会 【上映情報】 2019年11月3
-
証言 侵略戦争 人間から鬼へ、そして人間へ
三人の侵略戦争体験者は、自らの加害行為を語ってきた。子供の頃には虫も殺せなかった人間が、戦場
-
「映画で憲法を考える 歴史的事実、生き生きと」(2018/2/7・毎日新聞夕刊)
「映画で憲法を考える 歴史的事実、生き生きと」(2018/2/7・毎日新聞夕刊)のご紹介 と き:
-
南京 引き裂かれた記憶
南京事件を追いかけてきた松岡環さんの約10年に渡る取材より、中国人被害者6名、元日本軍兵士7
-
靖国 YASUKUNI
脅迫、抗議などを怖れ、上映前から大きな話題を呼び、上映が決まってからも、急遽上映を取りやめる