【報告】「『閣議決定』で戦争する国にするな!6.17大集会」
【報告】「『閣議決定』で戦争する国にするな!6.17大集会」に行ってきました。
6月6日のFacebookでご案内して、たくさんのアクセスをいただいた集会です。

開会に10分ほど遅れて日比谷公園に行ったら野外音楽堂には満員で入れなくて…、でもそれはそれで大勢の人が反対に駆けつけてきたということなのだろうとうれしく思いました。
デモは今回は銀座コースを選び、右翼の出迎えもなくて粛々と解散。
東京駅のkioskの日刊ゲンダイの見出しが「公明党裏切り」「行使容認確定」とありました。
でも最終的に容認するとしても、7月5日までに合意形成をめざす以降とか引き延ばしを図っているとか(時事通信)
2週間も伸びれば、その間に、たとえばいま地方自治体の首長や議会が解釈改憲は慎重にと言い始めているというように、良識ある声がじわじわ広がっていかないか、連日行われているデモがどんどん人数を増していかないだろうかなどとほんのり期待をしてしまうのです。
(秘密保護法の時はそれで安倍さんが急いだのだから、今回も、夏菜)
それにしても、デモの中から道行く人の無関心を眺めていて、何がどうなれば多くの人を巻き込んでいく渦になるのかなあ、と考えていました。
タイでも、エジプトでも、政権が変わる(倒れる)きっかけに大きなデモのうねりがあることがこの頃いろいろな国で起きています。
自分たちが不満と思うこと、正しくないと思うことに人々が街頭に出て声を上げていくことでひっくり返る国の方が、よほど密室で一部の政治担当者が国の根幹、というか国民の財産を好きなように無くしてしまおうとする国よりよっぽど民主的で政治の水準が高いようにも思われます。
60年安保の時、国会の周辺をたくさんの国民が取り巻いたのは、「新安保条約によってまた戦争に巻き込まれるのは嫌だ」という安保そのものに対する反対が強かったとともに、当時の岸信介内閣の強行採決などあまりにも強引なやり方に多くの国民が怒って街頭に出て「安保反対、国会解散」と声を上げたということがあると覚えています。
いまの強引な進め方、人の言うことを聞こうともしない態度、政治は数で多数を取っていれば何をやっても結果は見えているという小馬鹿にしたような答弁、それも国の基本である憲法をめぐっての話でですよ、もっともっと国民は怒るべきと思います。
(そんなこと知らされてもいないし,しろうとも思わない、ということなのか)
政治のレベルの低さ、そして国民の政治レベルの低さが、海外からの信頼をじわじわと落としていきます。
そうして日本人がこれまで作り上げてきた日本人への好感と信頼(日本人は平和的な国民だという信頼)がどんどん落とされていきます。失うものは多い、これではどんどん負の遺産を日本の未来に遺していくことになりそうです。
またあした考えよう。考え続けよう。
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