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第5回むのたけじ反戦塾

第5回むのたけじ反戦塾

と き:20231123日(木・休13:3016:30
ところ:文京区民センターC会議室地下鉄春日駅2・後楽園駅5

プログラム(予定)
 参考上映「むのたけじ100歳のつどいジャーナリズム・メディアの
再生
戦後70年・未来への課題(66分)2015年4月制作
 参加者、それぞれが今考えていること、問題としていることの出し合
い・話しあい
 むのたけじ著希望は絶望のど真ん中に第三章「人類の余命は四
年か、四
年か」から
 「むのたけじ反戦塾」の新しい展開をめざして

第5回むのたけじ反戦塾案内チラシ11月23日版(修正)オモテ 第5回むのたけじ反戦塾案内チラシ11月23日版(修正)ウラ

当日の手元資料

資料❶ 第5回反戦塾へ
・これからの「むのたけじ反戦塾」の工夫
・第5回反戦塾へ                 P.2
資料❷ 「希望は絶望のど真ん中へ」へ思い             P.3
資料❸「むのたけじ反戦塾」これまでのあゆみ          P.3
資料❹ 第4回むのたけじ反戦塾(2023年8月26日)
参加者発言記録                            P.4~11
資料❺ これからの「むのたけじ反戦塾」
「憲法を考える映画の会」                           P.12
インフォーメーション
資料❻ 「希望は絶望のど真ん中に」
第3章人類の余命は40億年か、40年か       P20~14(左開き)

当日の手元資料(PDF)

ジャーナリズム・メディアの再生〜戦後70年・未来への課題〜ジャケット修正版

むのたけじ100歳のつどいジャーナリズム・メディアの再生
戦後
70年・未来への課題

あくなき世界平和を望むジャーナリスト・むのたけじさん。
100歳のむのさんが、命の尊さと「戦争をやれぬ」生き方を語る。
「ジャーナリストが戦争を検証し、裁かなければならない」
「メディアの使命は社会の歩みを見つめ、過ちを正していくこと」
「男女が本気で愛し合えば、戦争をさせない世の中になる」
2015年3月8日(日)(むのたけじさん100歳の時)収録
制作:「埼玉・市民ジャーナリズム講座」実行委員会
(埼玉新聞サポーターズクラブ・日本機関誌協会埼玉県本部
NPO法人埼玉情報センター・さきたま新聞)

第5回反戦塾へ

  むのたけじ反戦塾は、第4回までむのたけじが2016年5月有明防災公園で話した、憲法九条が日本の戦後社会に果たした役割などを道標の中心にして、残されたドキュメンタリーや著作などを材料にして話し合いを深めることをしてきました。しかし、むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞の活動が休止したので、ジャーナリズムと戦争の議論も加えたいと思います。そこで、今回の講演ビデオは、2015年3月8日さいたま市で「市民ジャーナリズム講座」実行委員会主催が主催した「むのたけじ100歳の集い」で、「ジャーナリズム・メディアの再生〜戦後70年・未来への課題〜」という題で話したものです。

この講演会の裏話をすれば、3ヶ月くらい前にかなりひどい心臓の発作を起こして、休養を経て復帰したもので、講演場所が自宅から車で10分もかからないところにあったからできたものでした。講演の中でも話していますが、最後まで話せるか不安が付きまっとって話し始めましたが、この講演会ができたことで、そのあと20回ほどいろいろなテーマで講演会ができました。そのような事情があったためか、戦後70年を振り返って、自分たちの世代ができなかったことを遺言的に話している感じがしました。

講演はジャーナリズムが生き返れるかということについて話をするのですが、冒頭、このままでは日本ばかりでなく、世界のジャーナリズムは生き返れないと否定的な発言から始まります。ジャーナリズムは今社会がどういう歩みをしているのか、原因は何か。プロセスはどうか、やがてどういう歩みをするかの予感を含めて伝え、そういう問題提起を絶えずして過ちを正していくのがジャーナリズムだからですと。

今、2023年11月4日イスラエル軍のガザ市の完全包囲し、パレスチナ人のジェノサイド(集団殺害)が言われ、その悲惨な状況は盛んに報道されています。しかし、そこに至る経過は、たまーに解説として伝えられることがあるかとは思いますが、普段のニュースではそれが感じられない。

パレスチナ問題の歴史に私は詳しいわけではないが、NHKのホームページを参考に簡単に振り返る。2000年くらい前に今のパレスチナの地にユダヤ人の王国がありましたが、ローマ帝国に滅ぼされ、ユダヤ人は世界に散っていきます。その後ナチスドイツのホロコーストなどの迫害があって、国を作ろうということになります。そこで、イギリスがアラブ人に独立国家の約束をしているのに、ユダヤ人とも国家建設の支持を与えるという二重約束をします。また、イギリスとフランスがパレスチナを統治していたオスマン帝国から取って、分割統治するという密約もします。こうした流れで、国際連合で1947年パレスチナの分割統治案が採択され、1948年アラブ人が住んでいたパレスチナにイスラエルが建国したわけです。それに伴い、自分たちの土地を奪われたたアラブ人は黙っていません。三次にわたる中東戦争と言われる戦いをするのですが、アメリカに支援されたイスラエルにパレスチナと呼ばれる地域のすべてが実質占領されたのです。

今の報道を見ると、ハマスがイスラエルに撃った、それにイスラエルが反撃して空爆した、悲惨な状況があるというようなものにしか感じられない。パレスチナの歴史を聴衆はすべて知っているわけでない。毎回解説するわけにもいかないだろうが、そうした歴史を感じられる話し方をして欲しい大事なことがこのことからもわかります。

パレスチナは報復合戦しているうちはここの住んでいる人の多くが幸せになることはないだろう。

それは、添付した新聞記事にもあるように元イスラエル兵であったダニーさんも「憎しみ止め、対話を」と訴えている。  まさに、むのたけじが訴えている「戦争がいらぬ。戦争のやらぬ世へ」となる。講演の最後に「男女が本気で愛し合えば、戦争のさせない世の中になる」と結んでいるが、それに至る話が講演では続く。

こうした戦争があちこちで起きている時に、第一次世界大戦の直後に生まれて、大正、昭和、平成を生き、戦争を無くそうと訴え続けた人の話を再度聞き直してみると、今を生きるヒントがあるように思います。(武野大策)

 

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次回 第6回むのたけじ反戦塾のおしらせ
日時:2024年1月20日(土)13:30〜16:30
会場:文京区民センター 3C会議室
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