One Shot One Kill
米海兵隊・ブートキャンプ(新兵訓練所)の12週間の訓練に密着した衝撃作
人は人を殺すようには出来ていない。では、どうすれば、普通の若者が戦場で人を殺せるようになるのか「普天間基地」がそうであるように、沖縄の米軍施設の大部分は海兵隊だ。彼らは一体、誰なのか。最初に教えられることは、「口を閉じよ、疑問を発するな」ということ。髪を剃られ、制服に着替え、「私」という言葉を禁じられ、個性の一切と思考を放棄させられる。そして、卒業まで、何万回も同じ事を繰り返す反復訓練。一言で言えば、その教育は、①洗脳と、②肉体の記憶づくりである。命令には、疑問を持たず直ちに従う人格形成と、考えなくても命令どおりに動く肉体作りだ。素手で殴り殺し、銃剣で刺し殺し、ライフルで撃ち殺す。 毎年、アメリカ軍に約15万人の若者たちが入隊する。その内の約3万人が海兵隊だ。彼らは、特別な若者ではない。「大学に進学したい」「良い仕事に就きたい」「社会に貢献したい」と軍隊に志願するごく普通の、そして大多数は貧しいアメリカの若者たちだ。
作品情報 | |
|---|---|
| 作品時間 | 68分 |
| 監督(作品年) | 藤本幸久(2011年) |
| 貸出・販売元 | 森の映画社★札幌編集室 |
| 価格 | DVD販売:10,000円(個人視聴用) 図書館価格50,000円 |
| 上映料 | 上映料:50,000円(100人まで 101人以上は人数×500円) |
| 公式HP | http://america-banzai.blogspot.jp/ |
ad
関連記事
-
-
第82回憲法を考える映画の会『琉球弧を戦場にするな 2025』『拝啓 住民投票さま 石垣島のまんなかで起きたこと』
第82回憲法を考える映画の会 『琉球弧を戦場にするな 2025』 『拝啓 住民投票さま 石垣島の
-
-
映画「裁判所前の男」
映画『裁判所前の男』 監督:松原明 2015年/日本/65分ドキュメンタリー 制作・配給:ビ
-
-
第18回憲法を考える映画の会のご案内
第18回憲法を考える映画の会のご案内 第18回「憲法を考える映画の会」 日時:6月13日(土)1
-
-
映画「さとにきたらええやん」
映画「さとにきたらええやん」 2015年/日本/100分 重江良樹監督 【映画
-
-
憲法を考える映画の会―小さな上映会@中野『シバサシ―安里清信の残照―』
憲法を考える映画の会―小さな上映会 @中野 “抗い”の軌跡を見つめる #2〈沖縄編II〉映画『シ
-
-
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (16) 長編記録映画『遠い夜明け』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (16) 『遠い夜明け』 (初出2004年9月2日掲載 I
-
-
映画「ヒバクシャ 世界の終わりに」
映画「ヒバクシャ 世界の終わりに」 2003年制作 日本映画 116分 鎌仲ひとみ監督(2003

