第72回憲法を考える映画の会『鶴彬 こころの軌跡』
第72回憲法を考える映画の会『鶴彬 こころの軌跡』
【上映会情報】
2023年10月21日(土)13時半〜16時半
文京区民センター3A 会議室(地下鉄春日駅(2分)・後楽園駅(5分))
プログラム
13:40〜15:10
劇映画『鶴彬 こころの軌跡』(90分)上映
15:20〜16:30
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参加費:一般 1000円 学生・若者 無料
(当日、会場でお支払いください。予約不要です。どなたでも参加できます)
【映画の解説】
映画『鶴彬 こころの軌跡』2009年制作
鶴彬、本名は喜多一二(かつじ)。石川県出身。
17歳で家を飛び出し、鋭い怒りと悲しみの川柳をつくった。
それが反戦思想を鼓舞するとして、治安維持法違反で特高警察に捕らえられ、
赤痢にかかって病院のベッドにくくりつけられたまま二十九歳で死んだ。
映画は、日本が軍国主義に傾倒していく中、
戦争の悲惨さを訴えた反戦川柳を詠んだために治安維持法違反で逮捕され、
29歳の若さで獄死した鶴彬の生き様を描きだす。
監督:神山征二郎
出演:池上リョヲマ 樫山文枝 高橋長英 安藤一夫 河野しずか 角谷栄次
ナレーター:日色ともえ
【今回のプログラムのねらい】
反戦川柳作家、鶴彬が治安維持法違反で投獄され、29歳で獄死するまでを描いた映画です。
この映画を上映し、戦争に反対すると言うこと、「反戦」と言うことを、今こそ考えたいと思います。
「新しい戦前」「もはや戦中」とも言われます。
戦争に巻き込まれる危機が身近に迫っている情勢であるにもかかわらず、多くの人々はそれに無関心です。
それがアメリカに代わって日本人が血を流す戦争であっても、
ひとたび戦闘が起きれば、「軍人・兵士(自衛隊員)が命をかけて戦っているのに、戦いに反対するとは何ごとか」という風に社会全体が変わってしまいます。
いまでも、「それはおかしい」と言うことが、ためらすでにわれる世の中になっていませんか。
そうした躊躇は、すでに私たちの気持ちのどこにあるのかを見つめ直してみましょう。
「何も知らされてなかった」とまた繰り返すことのないように、
「何が戦争を起こすのか」を見極め、話し合い、声を上げて行きましょう。
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