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映画『南京!南京!』

公開日: : 最終更新日:2018/11/09 上映会, 作品紹介, 戦争と女性, 戦争を考える, 日本の戦争

映画『南京!南京!』

第47回「南京!南京!」20181208入稿時

【上映情報】
第47回憲法を考える映画の会『南京!南京!』
と き:2018年12月8日(土)13:30~16:40
ところ:文京区民センター3A会議室(地下鉄 春日駅2分)
映画:『南京!南京!』(劇映画 2009年制作/中国映画/135分 陸川監督作品 )
13:40~15:50
 映画「南京!南京!」
16:00~16:40 トークシェア
参加費:一般1000円 学生500円 

20140823_330121 南京南京ポスター1

【解説】

中国の“第6世代”に属する若手監督・陸川(ルー・チュアン)が4年の歳月をかけて入念に準備・制作した注目作。日中戦争時の南京陥落と、その後おこなわれた大虐殺の惨劇を描く。
1937年12月、日本軍の侵攻によって国民党軍の多くは南京から逃走。そんな中、陸剣雄ら精鋭部隊の兵士たちは投降せずに南京にとどまり、最後の抵抗を試みる。だが、壮絶な死闘もむなしく南京は陥落、一部の日本兵は鬼畜と化す。
物語は、セキュリティゾーンに避難したドイツ人・ラーベとその周囲の人々、 日本軍第16師団に属する職業軍人・伊田隊長、彼と同郷の内向的な青年兵・角川、気丈な娼婦・小江など、さまざまな視点から南京の惨状を描いていく。

作品データ

『南京!南京!』(英題 City of Life and Death) 2009年4月22日・中国・白黒・133分

【監督・脚本】陸川
【製作】韓三平・覃宏
【撮影】曹郁 【美術】郝藝
【出演】劉燁・高圓圓・范偉・秦嵐・中泉英雄・江一燕・姚笛・木幡竜・宮本裕子
【出品】中国電影集団公司・星美影業有限公司・江蘇省広播電視総台・東亜電影有限公司・上海百量投资咨询有限公司
【製作費】8千万元(11億5千万円)
【興行収入】25億円(2009年、中国)
【受賞】第57回サンセバスチャン国際映画祭 ゴールデン・シェル賞(最優秀作品)、審査員賞(最優秀撮影監督:曹郁)、カトリック映画賞(シグニス賞)

陸川監督プロフィール

1993年人民解放軍国際情勢部で英語を学び博士号を取得、1998年 北京電影学院監督科で学び映画学の博士号を取得、1998年~現在 チャイナ・フィルム・グループ、クリエイティブセンター長
≪フィルモグラフィー≫2003年 脚本・監督 『ココシリ』 2001年 脚本・監督 『ミッシング・ガン』1998年 脚本・TVシリーズ“Blach Hole”

南京!南京!2

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南京!南京!』(なんきん!なんきん!)(英題 City of Life and Death)は、陸川(ルー・チューアン)監督によって製作された中国映画。

日中戦争の南京戦とその後に起こったとされる南京事件を題材にした作品。

モノクロで制作されており、南京戦の一連の様子が一日本兵の視点から描かれている。

概要

4年以上の歳月をかけて脚本を練り、製作がおこなわれた。

陸川(ルー・チューアン)監督は脚本を書くために膨大な数の日本兵の日記を読み、友人が日本で収集した2000冊以上のモノクロ写真集を参考にしたという。

そうした史実資料から構想のヒントを得ているものの、陸川(ルー・チューアン)監督は「これは記録映画ではない。

戦争での人々の感情を描いた」と述べている。

慰安婦のシーンも大きな割合を占めており、監督はこれらのエピソードは大量の歴史的資料の裏づけがあって設定されたと述べている。

本作は日本では公開されていないが、陸川(ルー・チューアン)監督は日本国内での上映を強く希望しており、2009年9月21日、スペインで開催された第57回サンセバスチャン国際映画祭における公式会見の席上で、配給会社が決まり日本公開されることが監督によって明らかにされた。

だが、劇中で使用している楽曲の著作権問題で配給会社との交渉は決裂し、2011年8月21日に史実を守る映画祭により一日限りの上映が行われた。

日本ではDVD化もされていないが、複数の動画サイトで日本語字幕版が配信されている。

反響

2009年4月25日より中国にて、2010年4月28日より欧州にてロードショーが開始される。

戦争の狂気と悲惨さを製作側は意図したため、中国国内では映画中に登場する日本兵の姿に激しい賛否両論を呼んだ。

杭州で催された試写会では、日本人俳優に対し、「日本帝国主義打倒!」や「バカ!」といったののしり声が客席の一部から飛ばされる場面があったが、「彼らは尊敬すべき人たちだ!」という声がはるかに多くの観客から上がり、会場は拍手でいっぱいになり、日本人俳優もこれに深い感動をおぼえたという。さらに出演した日本人俳優に対して、「(帰国後の日本からの弾圧を避けるために)今後保護するために中国で暮らしてはどうか」との申し出もあった。

人民網日本語版は「全ての中国人は、南京大虐殺から70数年が経った今こそ、民族史上に受けた苦難をしっかりと心に刻まなければならない」と評論した。

表象文化論学者の劉文兵によると、本作は中国では大きな物議をかもし、特に加害者である日本兵の立場から南京事件を描いた点が糾弾された。劉は観客が痛快なカタルシスを得ることを損なったのが原因ではないかと分析している。

 

 

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