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アメリカばんざい Crazy as usual

公開日: : お知らせ, 作品紹介

アメリカばんざい Crazy as usual

格差社会の底辺から、戦場へと押し出されてゆくアメリカの若者たち・・・ 

米軍は「志願制」だが、その実態は「貧困徴兵制」だと多くのアメリカ人が言う。「大学へ行くため」「技術を身につけるため」「医療保険のため」若者たちは軍隊を選ぶ。アメリカの途方もない格差社会の底辺から、若者たちが戦場へと押し出されてゆく。 世界一の経済大国アメリカで、国民の100人に1人、300万人がホームレスになっている。そして、そのホームレスの3人に1人は帰還兵といわれている。多くの帰還兵が、ストリートや森の中に隠れて暮らしている。
人を殺してしまったら、元の自分には戻れない。命令を拒否しても、軍法会議で処罰を受け、大学も、仕事も、保障もすべて失う。 人を殺してしまった若者は、どうやって生きてゆけばよいのか。戦争を拒否した若い夫婦は、どうやって暮らしてゆけばよいのか。

アメリカばんざい アメリカばんざいチラシ裏面

■DVD販売:10,000円(個人視聴用) 図書館価格50,000円

■上映料:50,000円(100人まで 101人以上は人数×500円))

■貸出・販売先 :森の映画社★札幌編集室 ■ http://america-banzai.blogspot.jp/

アメリカばんざいチラシ

映画『アメリカばんざい Crazy as usual』のご紹介

企画・製作・著作 森の映画社
共同製作 連帯ユニオン関西地区生コン支部 ・「アメリカ-戦争する国の人びと」製作委員会
監督 藤本幸久
2008年制作/日本/118分/日本語字幕版
DVD:個人視聴用 10,000円(図書館価格 50,000円)
上映希望の場合:100人まで50,000円、
101人以上は、来場者数×500円

予告編:http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&p=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%96%E3%81%84-crazy+as+usual-

(あらすじ)
ダレルはイラク帰還兵。高校生の時は花形野球選手。女の子にもモテモテで、卒業前に娘が生まれる。週に50時間働いても、麻薬を売っても、どうにも暮らせ ない。最後の手段が陸軍だった。イラクに派遣されて、ある日、迫撃砲で攻撃され、大砲を撃ち返す。英雄になったと思った翌朝、自分が100人のイラク市民 を殺してしまったことを知る。

パブロは元海軍兵士。大学に進学したが、バイトを3つ掛け持ちしても、学費が払えず、海軍に入った。横須賀基地に駐留中、妻となる女性・詩織と出会う。 ニューヨークのブロンクスしか知らずに育った若者にとって、詩織が世界と結ぶ窓となり、パブロはやがてイラク派遣を拒否する兵士となる。

米軍は「志願制」だが、その実態は「貧困徴兵制」だと多くのアメリカ人が言う。「大学へ行くため」「技術を身につけるため」「医療保険のため」若者たちは軍隊を選ぶ。アメリカの途方もない格差社会の底辺から、若者たちが戦場へと押し出されてゆく。

世界一の経済大国アメリカで、国民の100人に1人、300万人がホームレスになっている。そして、そのホームレスの3人に1人は帰還兵といわれている。多くの帰還兵が、ストリートや森の中に隠れて暮らしている。

人を殺してしまったら、元の自分には戻れない。命令を拒否しても、軍法会議で処罰を受け、大学も、仕事も、保障もすべて失う。

人を殺してしまった若者は、どうやって生きてゆけばよいのか。戦争を拒否した若い夫婦は、どうやって暮らしてゆけばよいのか。

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「憲法を考える映画のリスト」を作る中で、自分でも見て考えたいと思う映画がいくつかありました。
この映画もそのひとつ。
アメリカでは徴兵制はなくなったが、貧困層の若者たちが貧困を逃れるために兵隊に志願する、それによって「アメリカの戦争」が成り立っているという話は聞いていました。
『9条を抱きしめて』でアレン・ネルソンさんも「自分もそうだった」と話されていました。

この映画は、アメリカの若者のそうした事情と戦争の現実を描いている作品と思います。
同時に、それは、いまの日本の社会、若者たちの事情と重なるものですし、さらにいま「集団的自衛権」を容認して政府方針による解釈改憲によって第9条を無力化してしまうとどのような取り返しのつかない現実に道を開くことになって行くかをも示すものと思います。
地球の裏側にまで出かけていって「アメリカの戦争」を代行するためにあなた方若者が戦争に行って人を殺し、殺されるのです。
この映画を、当事者である日本の若者に見てもらい、あわせてそうした若者を戦場に送り出すことになる世代も見て考えなければと思いました。

添付のチラシに、小さい字で、どうしてこの題名を付けたのかが書いてありますが読めるでしょうか?拡大添付します。予告編もよろしく。

森の映画社は、誰かが紹介してくれた『ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間』という作品の関連で知ったプロダクションです。 北海道に編集室があって沖縄やアメリカに取材した作品を多数つくっているユニークなスタッフのようです、
見てみたい作品がいくつかもあるので、まずは個人視聴用のDVDで試写会をしたいと思います。
この映画が見たいヒト、この指止まれ!.

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