*

憲法を考える映画の会―小さな上映会@中野『シバサシ―安里清信の残照―』

憲法を考える映画の会―小さな上映会 @中野 “抗い”の軌跡を見つめる #2〈沖縄編II〉映画『シバサシ―安里清信の残照―』(2022/6/12・中野ゼロホール=中野駅)
シバサシ@中野オモテ  シバサシ@中野ウラ
と き:2022 年 6 月 12 日(日) 13:00~17:00
ところ:中野ゼロホール視聴覚室(本館地下 2 階)
JR 中野駅南口線路沿い新宿方向へ 5 分
参加費: 一般:1000 円 若者・学生・ハンディのある方:500 円
映画:『シバサシ―安里清信の残照―』(監督:輿石正)
(2012 年制作 90 分)
シバサシ
プログラム :
13:30~15:00 ドキュメンタリー映画『シバサシ―安里清信の残照― 』上映
休憩 15分
15:15~16:30 Q & A 輿石 正さん
日本〈復帰〉50 年。
“復帰”とはいったい何だったのか?
民意無視の基地継続・新基地建設。
今また〈ミサイル防衛網・要塞化〉が 強行されている琉球弧の島々・・・「沖縄」がわたしたちに鋭く問いかける。
監督:輿石 正
エンディング曲:「祈り歌」作詞作曲・山城美由紀/歌・ミーワムーラ
—「海はひとの母」
—「海と大地と共同の力」
—「沖縄の住民運動にリーダーはいらない」
「住民の一人一人が代表」 *沖縄住民運動家・思想家 安里清信。60 歳からのやり直し人生―「金武湾を守る会」と共に闘い抜いた「反 CTS(石油備蓄基地・巨大コンビナート)闘争」の中で生み出されたことば。
不屈の「抗いの意志」と「海と大地」への深い感謝と祈りに満ちたことば 。
「生存」をかけたその生きざまが、いま、わたしたちの胸を激しく揺さぶる。
シバサシ
沖縄諸島などで旧暦8月に行われる物忌(魔除けの行事)ススキなどを屋敷の四隅にさす
監督:輿石正さんのことば (2012年制作 DVD『シバサシ』ケース裏面より)
本土復帰とは何だったのか。
このねぼけた問いがまだ続けられねばならないのはなぜか。
1913 年、与那城村屋慶名で生まれ、中國山西省での激戦に従事し、深い悲しみをいだいて帰ってきた安里清信。
廃墟の沖縄で教員として生き、本土復帰の翌年、国策としての CTS (石油備蓄基地)をふくむ巨大な金武湾コンビナート計画に抗った安里清信。
もし 10 年にわたる「反 CTS 闘争」がなかったら、金武湾には原子力発電所ができていたことを、沖縄は 忘れてしまっている。
“沖縄の住民運動にリーダーはいらない”と言い続け、一人一人の 生存をかけた歩みを共に歩みぬいた安里清信。
「海はひとの母である」、その一点につっ 立ち、時の革新県政の「平和産業論」に対して抗い続けた安里清信。
屋慶名人(ヤケナン チュ)としての誇りにみちた 69 年間を生きぬいた。
それはそのまま、現在の沖縄そして日本本土を告発し超克する生き方であった。
飼いならされ、着ぶくれにあえぐ沖縄。
埋め立てられ続ける沖縄の海の底で、安里清信は “自分の生存は自分で創れ”と沖縄をつき放し、その海底森林で命の交歓の場をこしらえ ているだろう。
「金武湾を守る会」がつむぎ出したことば〈海と大地と共同の力〉、それ は一人一人が自分の生存の足元をかためるときにつかみとった祈りのことばでもあった。
安里清信生誕 99 年。山原の地より安里清信に会いに行く。
憲法を考える映画の会(http://kenpou-eiga.com/)
小さな上映会@中野 連絡先:090-4756-7655(石谷・坂口)

 

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

関連記事

ありふれたファシズムジャケット写真

ありふれたファシズム

ありふれたファシズム 野獣たちのバラード 原題名:Ordinary Fascism 1965

記事を読む

camera

壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び

■息子の誕生で手にしたカメラがパレスチナの現実を鮮明に写し出す パレスチナの民衆抵抗運

記事を読む

第83回「陸軍」案内チラシ入稿原稿オモテ

第83回憲法を考える映画の会『陸軍』

第83回憲法を考える映画の会『陸軍』(2025年8月11日)   第83回憲法を考える映

記事を読む

17歳のウィーン

映画「17歳のウィーン」

映画『17歳のウィーン フロイト教授 人生のレッスン』(原題:Der Trafikant )

記事を読む

shirouo

シロウオ 原発立地を断念させた町

故郷を、自然を、仕事を、そして家族を守りたい―原発反対運動を成功させた人々の証言ドキュメンタ

記事を読む

「自主制作映画見本市5」20210223(オモテ)

自主制作上映映画見本市#5

「自主制作上映映画見本市#5」のご案内 と き:2021年2月23日(火・休)9時30分〜16

記事を読む

onekill

One Shot One Kill

米海兵隊・ブートキャンプ(新兵訓練所)の12週間の訓練に密着した衝撃作 人は人を殺すように

記事を読む

Image

ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実

ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実 これは、様々な証言や取材映像、ニュース・フィルム、戦

記事を読む

第75回憲法映画祭2024(2024・4・29)入稿版オモテ

憲法映画祭2024

憲法映画祭2024 「憲法映画祭2024」(第75回憲法を考える映画の会) と き:20

記事を読む

第36回「『テロリストは誰?』3

テロリストは誰?

テロリストは誰? 映画『テロリストは誰?』 2004年 フランク・ドリル:編集 120分

記事を読む

ad

ad


2025年8月30日むのたけじ反戦塾節目の学習会チラシ案(20250815)オモテ
むのたけじ反戦塾 節目の学習会

むのたけじ反戦塾 節目の学習会 「戦争はいらぬ 戦争をやらぬ世へ」

第83回「陸軍」案内チラシ入稿原稿オモテ
第83回憲法を考える映画の会『陸軍』

第83回憲法を考える映画の会『陸軍』(2025年8月11日)  

第82回「琉球弧2025 」「拝啓住民投票さま20250628案内チラシ20250605(入稿時)オモテ
第82回憲法を考える映画の会『琉球弧を戦場にするな 2025』『拝啓 住民投票さま 石垣島のまんなかで起きたこと』

第82回憲法を考える映画の会 『琉球弧を戦場にするな 2025』

2025年5月24日第12回むのたけじ反戦塾チラシオモテ
第12回むのたけじ反戦塾

第12回むのたけじ反戦塾 日時:2025年5月24日(土)13:30

第81回憲法映画祭202520250321修正版オモテ
憲法映画祭2025

憲法映画祭2025 (第81回憲法を考える映画の会) 日時:202

→もっと見る

PAGE TOP ↑