*

映画『在日』

公開日: : 最終更新日:2019/08/31 人権を守る憲法, 憲法を考える映画, 戦争を考える, 日本の戦争

映画『在日』歴史編・人物編
第44回「在日」20180726入稿時-2  在日下北沢オモテ  在日下北沢ウラ

【上映案内】
2019/09/06 映画「在日」上映会(東京・下北沢)

記録映画「在日」上映会
2019年9月6日(金)北沢タウンホール
第一部歴史篇 午後3時開場 3時30分開映
第ニ部人物篇 午後6時開場 6時30分開映(完全入れ替え制)
午後8時50分 アフタートーク ゲスト 足立正生
入場料 前売800円 当日900円
お問い合わせ 090ー7730-8412

映画「在日」上映会(東京・下北沢)の案内チラシのダウンロードはこちらから

********************************************

第44回憲法を考える映画の会
『映画「在日」』歴史編・人物編
と き:2018年8月25日(土)13時30分〜19時05分
ところ:文京区民センター 3A会議室(地下鉄・春日駅/後楽園駅)
プログラム:13時15分 開場
13時30分〜16時00分「在日」歴史編 (上映時間 135分)
16時10分〜16時40分 トークシェア
17時00分〜19時05分「在日」人物編 (上映時間 123分)
参加費:一般1000円 学生 500円
********************************************
 
【作品の紹介】
 
記録映画◆戦後在日五十年史 [在日]
 
日本の敗戦、つまり在日にとっての解放から50年に及ぶ“在日の軌跡”克明に描写した初めての作品。
さまざまなインタビューと貴重な記録映像で在日の戦後史を描き、日本の憲法をはじめとした“戦後民主主義とは何だったのか?”を鋭く問題提起している。
 
歴史は、俯瞰の視点から、そしてその時代を生きた、あるいは殺されていった民衆の具体的な視点から見つめ、検証することで初めてその実相に迫ることが出来る。
この映画はそうした両方の視点に立ち、「歴史編」「人物編」と言う構成になっている。
 
[歴史編] 国内ロケにとどまらずソウル、ワシントンDCに取材し貴重な資料撮影に成功。
解放直後の在日朝鮮人に深く関わった元GHQ担当官たちがこれまで語られることの無かった衝撃の新事実を証言する。
 
[人物編] 日本社会に住む在日一世、二世、三世の6人にスポットをあて現在の在日像をあぶり出していく。
 
製作:映画「戦後在日五十年史」製作委員会
監督:呉徳洙 助監督:金聖雄 
撮影:本田茂・石倉隆二・篠田昇
録音:本田孜 音楽:野沢美香 
ナレーター:原田芳雄        
制作:1997年
 
【今回、この作品を選んだのは…】
 
在日」の視点から見た戦後史──
それは私たちが、知り、考えていかなければならない戦争と「戦後」の日本。
 
日本の敗戦の日とされる8月15日は、朝鮮の人たちにとっては解放の日、光復節の日です。
また1923年、9月1日は関東大震災の日。日本人の手によって多くの朝鮮人の虐殺が始まった日です。
そこで8月25日の上映会は、映画『在日』を見て歴史を知り、考えていきたいと思います。
 
この映画は、戦後、在日という言葉が生まれて50年目の1995年に撮影、1997年完成の長編記録映画です。
主に「在日」朝鮮人の人たちによって、「在日」の視点から作られた「在日」の戦後史の映画です。
日本と朝鮮半島の歴史を知れば知るほど、朝鮮半島民族分断の責任は、日本という国が行った侵略と植民地支配にあることがわかってきます。朝鮮戦争においても日本は加害者でした。
 
そしてまた戦後の「在日」朝鮮人やその社会に対する日本という国の施策がどのようなものであったかを知ると、その欺瞞性、無責任さに恥ずかしい気持ちになります。それらを知らないでいることが日本人の意識の中の差別性を生んでいます。
 
あらためて日本の加害を真摯に反省することでしか近隣諸国の信頼を回復する手段はありません。
今、問われているのは私たちです。
 

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

関連記事

hima

死んどるヒマはない ─益永スミコ86歳

益永スミコさんは、1923年大分で生まれた。教育勅語で育ち「軍国少女」だった彼女は、助産婦と

記事を読む

20211121憲法を考える映画の会「子どもたちの昭和史」オモテ

第62回憲法を考える映画の会『子どもたちの昭和史 第1部 大東亜戦争 第2部 15年戦争と教師たち』

第62回憲法を考える映画の会『子どもたちの昭和史』 【上映会情報】 第62回憲法を考える

記事を読む

第40回「憲法を武器として」20180109

憲法を武器として 恵庭事件 知られざる50年目の真実

憲法を武器として 恵庭事件 知られざる50年目の真実 【上映情報】 映 画「憲法を武

記事を読む

第52回「ひろしま」「ピカドン」20190810

映画「ひろしま」

映画「ひろしま」   【上映情報】 と き:2019年8月10日(日)13時30分〜1

記事を読む

第68回「『テロリストは誰?』オモテ

第68回憲法を考える映画の会『テロリストは誰?』上映会

第68回憲法を考える映画の会『テロリストは誰?』上映会 【上映会情報】 第68回憲法

記事を読む

annai

戦争案内

明治以来日本が起こした戦争は、いったい誰がなぜ始めたのだろうか?アジア各国への長年の 取材と

記事を読む

第72回「鶴彬」20230921上映会2オモテ

第72回憲法を考える映画の会『鶴彬 こころの軌跡』

第72回憲法を考える映画の会『鶴彬 こころの軌跡』 【上映会情報】 2023年10月21日(

記事を読む

第56回「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」202000921

第56回憲法を考える映画の会「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」

第56回憲法を考える映画の会 「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」 第56回

記事を読む

レーン

レーン・宮沢事件 もうひとつの12月8日

■いま初めて映像化される“国家秘密体制”の爪痕 レーン・宮沢事件とは 太平洋戦争開戦

記事を読む

第53回「ニジノキセキ」20191026コピー3

映画「ニジノキセキ─「4.24」の未来へ、七色の架け橋─」

映画「ニジノキセキ─「4.24」の未来へ、七色の架け橋─」 第53回憲法を考える映画の

記事を読む

ad

ad


第82回「琉球弧2025 」「拝啓住民投票さま20250628案内チラシ20250605(入稿時)オモテ
第82回憲法を考える映画の会『琉球弧を戦場にするな 2025』『拝啓 住民投票さま 石垣島のまんなかで起きたこと』

第82回憲法を考える映画の会 『琉球弧を戦場にするな 2025』

2025年5月24日第12回むのたけじ反戦塾チラシオモテ
第12回むのたけじ反戦塾

第12回むのたけじ反戦塾 日時:2025年5月24日(土)13:30

第81回憲法映画祭202520250321修正版オモテ
憲法映画祭2025

憲法映画祭2025 (第81回憲法を考える映画の会) 日時:202

2025年2月24日第11回むのたけじ反戦塾チラシオモテ
「戦争はいらぬ、戦争をさせぬ世へ」第11回 むのたけじ反戦塾

「戦争はいらぬ、戦争をさせぬ世へ」第11回 むのたけじ反戦塾

第80回「ガザからの報告 」20240320案内チラシ20250130(圧縮版)2
第80回 憲法を考える映画の会 『ガザからの報告』

第80回 憲法を考える映画の会 『ガザからの報告』 第80回 憲

→もっと見る

PAGE TOP ↑