【ご紹介】「日本政府の“邦人擁護”の実績は?(大貫 康雄)」
公開日:
:
ごまめのはぎしり
「【大貫 康雄】日本政府の“邦人擁護”の実績は?」のご紹介
集団的自衛権行使容認の閣議決定をめぐって,安倍総理の感情論に終始した言動が続いています。
日本人を乗せた米艦艇を自衛隊が守る事例を挙げ、「今挙げた事例で,憲法が国民の命を守る責任を果たさなくていいと行っているとは私にはどうしても思えない」と言っています。
しかしその事例は想定するにかなり突飛な事例であり、その対応として自衛隊を戦場(戦闘地域)に出すことが解決策なのかははなはだ疑問です。
では想定ではなくて,実際に過去に「邦人擁護」しなければならないときに日本政府はどうしたかについて,書かれたものを読み返しました。
【大貫 康雄】日本政府の“邦人擁護”の実績は?
文中、「イラク人質事件」については、いまいちど「そうだったんだ」と怒りがこみ上げてきました。
(この事件については「憲法を考える映画の会」が7月19日に予定している映画『ファルージャ』でも考えたいと思います。)
「集団的自衛権」行使の15事例については、東京新聞の半田滋さんが「まるわかり集団的自衛権」で毎日ひとつひとつ丁寧に、以下に「あり得ない」また「意味のない」事例を並べているかを説明してくれています。
http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11876178203.html
(東京新聞さんすみません、こちらがまとまっていて便利だったものですから)
安倍総理の感情的いいのがれが、いかに過去の事例や歴史や人々の気持ちにあるものを無視したものか、あらためて見直したいと思って紹介します。
写真はこの「「【大貫 康雄】日本政府の“邦人擁護”の実績は?」
(http://no-border.co.jp/archives/21805/)を見つけた「マスコミ9条の会」のページにあったものです。
「まず、総理から前線へ」「広告」1982年6月号
(デザイン:浅葉克己/コピー:糸井重里)
『死んどるヒマはない』の益永陽子さんからいただいた手紙にあった益永スミコさんの「血を流したければ自分の血を流しなさいと安倍に言いたい。」という言葉に通じますね。
1982年の広告が、今通じるとは…
ad
関連記事
-
-
上映会にインターネットTVの取材が来ました。
前回の『横浜事件を生きて』の上映会には,テレビ朝日系のインターネット報道番組(AbemaTV「Abe
-
-
琉球新報記事「海が戦場 県人犠牲」
琉球新報特集記事「海が戦場 県人犠牲」 8月13日琉球新報では「沖縄戦70年」の特
-
-
「憲法を考える映画のリスト」が琉球新報に紹介されました。(2014年6月11日)
「憲法を考える映画のリスト」のご報告 5月24日の第12回憲法を考える映画の会」の時に「憲法を考え
-
-
栁澤協二さん講演「迷走する集団的自衛権」+αのご紹介
栁澤協二さん講演「迷走する集団的自衛権 政府の言う15事例は現実に起こりうるのか?」のご紹介 9月
-
-
『GODZILLA』
映画『GODZILLA』を見に行ってきました。 おすすめの関連図書でご紹介した『映画で憲法を学ぶ』
-
-
「消される戦争の跡」と日本会議の正体
「消される戦争の跡」と日本会議の正体 最近の新聞記事を読んで気づいたことと前から気になっていたこと
-
-
「私たちは国分寺まつりに出店を拒否されました」
「私たちは国分寺まつりに出店を拒否されました」 国分寺9条の会から会報が届きました。 8月3
-
-
「集団的自衛権」書籍のご案内
「集団的自衛権」を考える4冊の書籍のご案内 いまこそ、憲法と集団的自衛権についての知識をパワーアッ
-
-
6月21日「憲法を考える映画の会(第1回ちいさな映画会)再ご案内
憲法を考える映画の会(第1回ちいさな映画会)の再ご案内 日時:6月21日(土)14時〜16
-
-
日本とイスラエル共同声明の意味するもの
日本とイスラエル共同声明の意味するもの ガザ地区の空爆と地上戦に日本製の兵器が使われ、武器を持たな

