第90回 憲法を考える映画の会 『新・戦場の兵士』
第90回 憲法を考える映画の会 『新・戦場の兵士』
第90回 憲法を考える映画の会 『新・戦場の兵士』
日時:2026年 10月18日(日)13時30分〜16時30分
会場:文京区民センター3A会議室(地下鉄春日駅 2分・後楽園駅 5分)
■プログラム
13:30〜13:35 今回の作品についての紹介
13:35〜15:20 映画『新・戦場の兵士』上映(103分)
15:30〜16:30 トークシェア
佐藤博文さん(自衛官の人権弁護団 団長/弁護士)のお話
■参加費:1000円 (若者:無料)(予約、前売りは行っておりません。 参加費は会場でお支払い下さい)
『新・戦場の兵士』 はじめに
明治の時代から1945年の敗戦まで、日本は植民地拡大と戦争に明け暮れました。そしてアジア太平洋戦争では、300万人の日本人を含む2000万人が犠牲となりました。
以来80年、戦争をしないと決めたはずの日本で、「台湾有事は日本有事」という言葉と共に、今、着々と次の戦争の準備が進められています。80年前の戦争と比べても、格段に進化、強化された兵器による戦争が起これば、計り知れない被害を生むことでしょう。
いつの時代も、どの戦争でも、最前線に立たされるのは若者たちです。若者たちは、自分たちの未来をどのように選べばよいのでしょう。 『戦場の兵士』は、日本とアメリカの兵士たちの体験を描きます。
本当の戦場とはどのようなものなのか、兵士はどのような体験をするのか。そして、兵士にはたたかう以外の選択肢はないのでしょうか。近藤一さん、アレン・ネルソンさん、ジェフ・パターソンさん、彼らの体験の中に。未来への手がかりがあります。
彼らの声にどうぞ、耳を傾けて下さい。
「新・戦場の兵士」監督 影山あさ子(「新・戦場の兵士」リーフレットより)
「新・戦場の兵士」2025年制作/103分 藤本幸久・影山あさ子共同監督/森の映画社制作
この映画を見て考えたいこと
「軍隊ではない」ことを建前にしてきた自衛隊も、国際法上の日本国の正規軍。武力行使を任務とする軍隊で、軍事費も軍事力も世界のトップ10に入る。軍隊である以上、「賭命義務」、自らの命をかけて、相手を殲滅する義務が課せられる。「殺すか、殺されるか」という覚悟だが、それを自衛官に持たせることは難しい。
米軍との共同訓練などを経験し、“本当の軍隊”に目覚める隊員もいる一方で、「こんなことのために自衛隊に入ったのではない」という隊員は多い。「戦争をしない自衛隊」と多くの人が思ってきたからだ。またウクライナなどGPSや無人機を使う現代のハイブリッド戦争では、死亡率の高さが桁違いだと自衛官自身肌身で感じている。米軍のシミュレーションでは、台湾有事で兵士の犠牲は5000人とも推定されている。
米軍や旧日本軍では「最高刑は死刑、その場で銃殺も可」とされる敵前逃亡も、「軍法を持たない」自衛隊では、懲役7年。いよいよの時は「拒否しろ」と言うのは刑の軽さだけではない。国家のために、自らの命、あるいは誰かの命を犠牲にすることを許さない日本国憲法十三条があるからだ。個人よりは国家を上には考えないと言うのが憲法の大原則なのだ。佐藤博文さん(自衛官の人権弁護団 団長/弁護士)
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