憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (251) 映画『火垂るの墓』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (251)
映画『火垂るの墓』
(初出2008年7月21日掲載・H.O.さん 記)
アジア太平洋戦争末期、日本各地が空襲の被害を受けました。多くの人々が命を失い、生き残った人々も悲惨な生活を余儀なくされました。『火垂るの墓(ほたるのはか)』は、父は出征し、母を空襲で亡くした兄妹の生活が描かれた映画です。
兄妹が苦労する姿は、観る人々に対して二度とそんな悲惨な思いを子どもたちにさせてはならないとの思いを強く抱かせます。戦時中は誰もが厳しい生活を余儀なくされ、まずは自分の生活と命を考えることになっていきます。戦時中は、政府や地域の実力者、あるいは親の言うことは絶対で、それに異を唱えることは困難になっていきます。『火垂るの墓』は、こうした当時の人々の日常生活とその背後にある社会状況をリアルに描写しながら、二度とそんな社会にしてはならないというメッセージを発しています。
また、戦争を憂う、優れた作品が一つできました。
【映画情報】
監督:日向寺太郎
出演:吉武怜朗、畠山彩奈、松坂慶子、松田聖子、高橋克明ほか
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