自主制作・上映映画見本市#2
自主制作・上映映画見本市#2
と き:2019年9月23日(休・月)(9:30—20:00 開場9:00)
ところ:文京区民センター3A会議室(地下鉄春日駅2分・後楽園駅5分)第1回と同じ会場です。
プログラム:
09:30〜11:45 「在日」(歴史編)135分
12:00〜12:45 「証言 中国人強制連行」 41分
13:00〜13:50 「レーン宮沢事件」50分
14:00〜15:35 「ファルージャ」95分
16:00〜17:45 「シロウオ〜原発立地を断念させた町」105分
18:00〜18:50 「生きるのに理由はいるの? 『津久井やまゆり園事件』が問いかけたものは…」60分
上映後、監督とのトークシェア
20:00 閉場予定
参加費:1日券・1回券共通1000円均一 学生・500円
【作品解説】
9:30〜11:45
「在日」─戦後在日五〇年史 歴史編
1997年制作 135分呉徳洙監督 配給:OH企画 03-3309-6107
日本の敗戦、つまり在日にとっての解放から50年に及ぶ“在日の軌跡”克明に描写した初めての作品。
さまざまなインタビューと貴重な記録映像で在日の戦後史を描き、日本の憲法をはじめとした“戦後民主主義とは何だったのか?”を鋭く問題提起している。歴史は、俯瞰の視点から、そしてその時代を生きた、あるいは殺されていった民衆の具体的な視点から見つめ、検証することで初めてその実相に迫ることが出来る。
12:00〜12:45
証言中国人強制連行
1991年制作 41分 配給:日中友好協会 03-5839-2140
1942年秋、東条内閣は中国人の強制連行を閣議決定。主に中国の華北地方で行われた強制連行作戦によって、
およそ4万人が日本各地の135の事業所に連行された。苛酷な労働と虐待で7千人近い死者を出した中国人強制連行。中国人被害者は犠牲者の無念の思いを胸に、元日本軍兵士は取り返しようのない行為への反省を胸に、自らの体験を赤裸々に告白する。証言者:被害者-趙冠英(室蘭)・劉智渠(花岡)劉殿卿(三池)、元日本兵-小山一郎・矢崎新二
13:00〜13:50
レーン・宮沢事件
1993年制作 50分 秋本健一監督 配給:ビデオプレス 03-3530-8588
太平洋戦争開戦日の1941年12月8日、北大工学部2年の宮沢弘さんと、北大予科の英語教師ハロルド・レーンさん、妻のポーリンさんの三人が軍機保護法違反などの疑いで逮捕され、懲役12年から15年の刑を受けた事件。
宮沢さんは1945年10月釈放されたが、獄中で結核を患い、1年4ヶ月後、死亡した。このドキュメンタリー作品は、関係者が「事件を風化させるな」と制作を進めた。 知られざる日本の戦時中の暗部を掘り起こした衝撃作。
14:00〜15:35
ファルージャ イラク戦争日本人人質事件…そして
2013年制作 95分伊藤めぐみ監督 配給:ホームルーム 03-5369-3637
はじまりの地、彼らはここで人質となった2004年にイラクで起きた日本人人質事件の人質となった高遠菜穂子さんと今井紀明さんのその後を追ったドキュメンタリー。事件発生当時、自分だけでなく家族までもが激しいバッシングの嵐にさらされた彼らの苦悩や葛藤、やがてようやくたどり着いた現在の日々にともる小さな希望の光を刻み付ける。イラク戦争後、10年が過ぎた今も混沌の中で生き、先天異常のある新生児誕生率の高さに苦悶するイラクの人々の姿や、戦火の激しさに言葉を失う。そしていま、戦争が私たちの問題として差し迫ったものになっている。
16:00〜17:45
シロウオ原発立地を断念させた町
2013年制作 105分かさこ監督配給:シロウオ上映委員会 042-381-7770
故郷を、自然を、仕事を、そして家族を守りたい――原発反対運動を成功させた人々の証言ドキュメンタリー
東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、広く国民に原発の危険性が知れわたることとなったが、今から30年以上も前に、「いつか必ず原発事故が起きる。危険な原発は建てさせない」と住民が反対運動を行い、原発計画を断念させた場所が全国に34ヵ所あった。中でも紀伊水道をはさんで、双方の住民たちが協力し合い、原発計画を 断念させたのが、徳島県阿南市椿町の「蒲生田原発」と、和歌山県日高町 の「日高原発」だ。
18:00〜18:50 (上映の後監督とのトーク〜20:00)
生きるのに理由はいるの?「津久井やまゆり園事件」が問いかけたものは…
2019年制作 50分澤則雄監督配給:津久井やまゆり園事件を映画化する制作集団 090-5536-9172
事件に至る迄の植松聖被告の足跡をたどり、何故このような事件を起こしたのか?植松被告の主張とはどのようなものか?衆議院議長への手紙「 私は大量殺人をしたいという狂気に満ちた発想で今回の作戦を、提案を上げる訳ではありません。全人類が心の隅に隠した想いを声に出し、実行する決意を持って行動しました。」事件直後、追悼集会で読まれた被害者の姉の手紙には「この国には優生思想的な風潮が根深くありますし、すべての命は存在するだけで価値があるということが当たり前ではないので、とても公表するわけには行きません」と書かれていた。
事件が社会に投げかけた問題の本質に迫る。
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