*

第62回憲法を考える映画の会『子どもたちの昭和史 第1部 大東亜戦争 第2部 15年戦争と教師たち』

公開日: : 最終更新日:2021/11/05 上映会, 作品紹介, 戦争を考える, 日本の戦争

第62回憲法を考える映画の会『子どもたちの昭和史』

20211121憲法を考える映画の会「子どもたちの昭和史」オモテ

【上映会情報】
第62回憲法を考える映画の会『子どもたちの昭和史』(2021/11/21)
と き:2021年11月21日 13時30分〜16時30分

ところ:文京区民センター3A会議室
(地下鉄春日駅A2出口2分・後楽園駅4b出口5分・JR水道橋駅東口15分)
参加費 一般:1000円 若者:500
プログラム:
13時30分 開会

13時40分 映画『子どもたちの昭和史
第1部大東亜戦争(53分)
第2部十五年戦争と教師たち(40分)
15時20分 休憩
15時30分 トークシェア(お話)
16時30分 閉会予定
「戦争は教室から始まる」「戦前の教育はすでに復活している」

映画『子どもたちの昭和史』は、1984年、東京都教職員組合の企画によって作られました。
戦争中、子どもたちを軍国少年に仕立てあげる教育の姿を、当時のニュース映像によって映し出し、その当時、そうした教育を受けた子ども達、および教育した立場の教師たちの「証言」によって明らかにします。

戦争に子どもたちを駆り立てていった戦前、戦中の教育とはどのようなものだったかについて、映画を見て考えていきたいと思います。
それが戦後一貫して、自民党政権が目指してきた「教育」のねらいと重なるからです。

テーマ:政治と教育、戦争に向かう教育考える

「若い人たちの多くは、批判することを悪いことだと思っているのではないか」。このような文章をある映画のパンフレットの記事で見つけたことが、今回の企画のきっかけです。「政治について話すと、場がシラケる」とか「空気を読まない」とか。でもそれは、若い人に限らず、私たちも同じように感じていることではありませんか。
「お上にはたてつくな」「出る杭は打たれる」……。
ずうっとそう言われ続けてきました。どうして自分で考えたことを主張することを抑えてしまうようになったのでしょうか。そこには、自分で考え、議論することをさせてこなかった戦後の教育への「政治」の圧力と介入があることに気がつきます。

一方において、自民党政治が戦後の教育に対して介入してきたことは、戦前の教育に引き戻すことでした。
「日の丸・君が代」の強制、侵略戦争や戦争責任を教科書から外す、教育目標から憲法を外す。政治を批判させない、戦争をする国に従わせる─そのための教育です。

そこでもう一度、「戦前・戦中の教育」とはどのようなものであったのか、その復活を目論む自民党や保守勢力は、戦後から現在に至る教育をどのように歪めてきたのか、きちんと捉え直したいと思います。
そして自分たちを含め、これからの人たちが自主自立した考えをもって行動して行くためにはどうしたら良いのか、一緒に考えていきたいと思います。

 

 

 

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

関連記事

20210606憲法を考える映画の会「ハワイマレー沖海戦」2

第60回憲法を考える映画の会『ハワイマレー沖海戦』『真珠湾攻撃ドキュメント』『ミッドウエイ海戦』

第60回憲法を考える映画の会『ハワイマレー沖海戦』『真珠湾攻撃ドキュメント』『ミッドウエイ海戦』

記事を読む

わたしの描きたいこと

映画「わたしの描きたいこと─絵本作家クォン・ユンドクと『花ばぁば』の物語」

映画「わたしの描きたいこと─絵本作家クォン・ユンドクと『花ばぁば』の物語」 上映情報 と き

記事を読む

yahishi

教えられなかった戦争・沖縄編 阿波根昌李鴻・伊江島のたたかい

大平洋戦争の激戦地となり、民間人にも多くの死者を出した沖縄の近・現代史についての長篇記録映画

記事を読む

第36回「『テロリストは誰?』3

テロリストは誰?

テロリストは誰? 映画『テロリストは誰?』 2004年 フランク・ドリル:編集 120分

記事を読む

Hirokawa_B5_H1_N_ol

映画『広河隆一 人間の戦場』

映画『広河隆一 人間の戦場』 監督:長谷川三郎 2015年/HD/日本/98分/ドキュメンタリー

記事を読む

第38回「隠された爪痕」20170920

隠された爪跡 払い下げられた朝鮮人

第38回憲法を考える映画の会 と き:2017年10月14日(土)13:30~16:30 ところ

記事を読む

第46回「OKINAWA1965」20181010一部修正2

映画『OKINAWA 1965』

映画『OKINAWA 1965』   【上映案内】 第46回 憲法を

記事を読む

第56回「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」202000921

第56回憲法を考える映画の会「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」

第56回憲法を考える映画の会 「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」 第56回

記事を読む

10月14日報告集会用チラシ(1010版その2)

あいちトリエンナーレ《表現の不自由展:その後》再開を明日につなげる報告集会

『あいちトリエンナーレ 《表現の不自由展:その後》』再開を 明日につなげる 表現ネット10月14日

記事を読む

「自主制作映画見本市6」20210923(9月1日)P1

自主制作上映映画見本市#6

自主制作上映映画見本市#6 【上映情報】 自主制作上映映画見本市#6 日時:

記事を読む

ad

ad


第75回憲法映画祭2024(2024・4・29)入稿版オモテ
憲法映画祭2024

憲法映画祭2024 「憲法映画祭2024」(第75回憲法を考

第7回むのたけじ反戦塾案内チラシ2024年3月20日版
第7回むのたけじ反戦塾

第7回むのたけじ反戦塾 第7回むのたけじ反戦塾 日

第74回「サイレントフォールアウト」20240203案内チラシ2
第74回憲法を考える映画の会『サイレント・フォールアウト 乳歯が語る大陸汚染』

第74回憲法を考える映画の会『サイレント・フォールアウト 乳歯が語る大

第6回むのたけじ反戦塾案内チラシ2024年1月20日版
第6回むのたけじ反戦塾

第6回むのたけじ反戦塾 日時:2024年1月20日(土)13

第73回「流血の記録砂川」20231223チラシ(11月30日版)オモテ
第73回憲法を考える映画の会『流血の記録 砂川』

第73回憲法を考える映画の会『流血の記録 砂川』 と き:2023年

→もっと見る

PAGE TOP ↑