憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (193)
映画『ガイサンシー(蓋山西)とその姉妹たち』
(初出2007年8月6日掲載・H.O.さん記)
註)下記の解説中の上映会の案内は、この記事が掲載された2007年当時のものです。
2007年当時どのような上映活動が行われていたかという視点で記事をご覧ください。
「蓋山西(ガイサンシー)」とはもともと中国の山西省一の美人を意味する言葉だそうです。
「蓋山西(ガイサンシー)」と呼ばれた侯冬娥(コウトウガ)と周りの女性たちが戦時中に日本兵から性暴力を受け、人生を奪われていった姿を追ったドキュメンタリーです。日本軍の中国での蛮行の事実に、私たちは決して目をそらしてはなりません。被害者たちの苦労・悲しみがリアルに伝わってくる映画です。
映画には蛮行を働いた旧日本兵も登場します。ここは見どころの一つでしょう。戦争になると人間はどのようなことをさせられることになるのか、どのような精神状態になるのか、ということなどを深く考えさせられることになりました。
この映画は、当サイトで語っていただいた班忠義監督の作品です。
班忠義監督のインタビュー記事(https://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/archives/asnet/studies/event/5995.html)にはこの映画をつくった思いが語られていますので、ぜひご覧ください。
映画はすでに全国各地で上映されていますが、10月からは劇場公開されることになりました。
2007年8月17日には「対談+上映会『夏のつどい』」が開催されますので、ご案内します。
映画情報:2007年作品。監督は班忠義さん。80分。配給はシグロ。
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