第89回 憲法を考える映画の会『1923(イチ・キュー・ニーサン)』
第89回 憲法を考える映画の会『1923(イチ・キュー・ニーサン)』
第89回憲法を考える映画の会
■日時:2026年8月29日(土)開場12時30分 13時〜16時30分
(開始時間を、いつもより30分早めました。ご注意ください)
■会場:文京区民センター 3A会議室(地下鉄春日駅・後楽園駅)
■プログラム
12:30〜 開場
13:00〜13:10 この映画について
13:10〜15:10 映画『1923』上映(116分)
15:10〜15:20 休憩
15:20〜16:30 トークシェア
■参加費:一般 1000円 若者:無料
第89回 憲法を考える映画の会『1923(イチ・キュー・ニーサン)』のチラシはこちらからダウンロードできます。
【映画『1923(イチ・キュー・ニーサン)』の解説】
忘れられた歴史を伝えるための希望の行進は続いていく
1923年9月1日、関東大震災によって関東地方一帯が大きな被害を受けた直後、 日本国内では混乱と恐怖の中で、根拠のない流言──「朝鮮人が暴動を起こす」というデマ─が広がった。
本作は、その震災直後に起きた在日朝鮮人への集団的暴力・虐殺、すなわち関東大虐殺の実態を、日韓両国での膨大な取材と、新資料の検証を通じて再構成し、 暴力がどのようにして起きたのか、誰が加害者だったのか―民間の自警団、警察、 軍など関与の構図を明らかにするとともに、犠牲者はなぜ「異民族」あるいは「外国人」とみなされ、命を奪われたのかが描き出される。
さらに、101年以上もの間、なぜこの「大虐殺」の事実が公の歴史としてきちんと扱われてこなかったのか、なぜ隠蔽あるいは見過ごされてきたのか―その背景にある差別意識、権力構造、歴史認識の問題にも迫り、被害者の遺族や市民活動家、研究者たちの声を通じて、「忘れ去られた真実」を掘り起こしていく。
犠牲者数「約6,661人」とされるこの事件を、「歴史の闇」として扱うのではなく、後世へ継承されるべき記憶とするための鎮魂のドキュメンタリーが誕生した。
(2024年制作/116分/キム・テヨン チェ・ギュソク監督作品/韓国映画/ドキュメンタリー)──映画案内チラシより転載
【この映画を見て考えたいこと】
1923年の関東大震災の直後に起きた「朝鮮・中国人大虐殺」をいつ、何によって知りましたか?暴徒と化したのが、一般市民だったことを知って、なぜ、そんなことが起きたのか考えましたか?
その答えを知るためには、それまでの日本と朝鮮の関係、歴史がどのようなものであったかを知らなければなりません。
朝鮮半島を侵略した日本政府と軍部は、周辺民族を蔑み、憎しみを持たせ、そして怖れさせるような宣伝・教育を国を挙げて行っていました。そうした中で大震災の不安につけ込むように一方的な情報(デマ)が流されました。
それは、100年以上前のことで済まされますか? 今の政治、社会の中にも同じようなことが言えるのではないでしょうか。とくに外国人に対する差別や分断、排除、排斥をねらって、無責任で扇動的な情報が垂れ流されていませんか?
今、戦争に向かう準備が着々と進められ、それに反対する声を押さえつけようとする法や制度も次々と作られています。根拠のない不安を煽り、「敵は誰だ」とばかりの宣伝も蔓延しています。
私たちは「戦争をしない、させない」ためには、まず近隣の人々と理解し合い、共に生きる友好的な関係を創っていくことが大切と考えます。韓国のスタッフが日本に取材して日本と朝鮮の歴史と人々の運動を描いたこの映画を見て、自分たちの今を、未来を考えていきたいと思います。
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