*

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (129) 『日本沈没』(2006年版)

公開日: : シネマDE憲法, 作品紹介

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (129)
『日本沈没』(2006年版)
(初出2006年9月11日掲載・H.O.さん記)
da71ce9df16a7b7c

巨大地震の発生に対する日本国民の危機感が高まっています。
この映画は日本列島の各地に大地震が発生し、日本列島が沈没の危機に瀕する様子が映されています。
自衛隊や消防庁の全面協力と特撮による凄まじい映像によるこの映画に、
人々はよりリアルに地震の恐ろしさを感じることになります。
政府に巨大地震への備えを怠りなく進めてもらう必要があると、あらためて痛感します。

映画には、地震発生に際していち早く国外に脱出する国の指導者がでてきたり、
国外に脱出する日本人を難民として受け入れることをアメリカが拒否したり、
恐ろしいけれども「さもありなん」という場面もあります。
危機を回避し、被害を最小限にとどめるための政府の政策や指導者の姿勢を
私たちが日常的に監視し続けることが重要なのだと受けとめたいものです。

映画には自衛隊の活動がいたるところに出てきます。
災害救助とそのための組織自体は必要ですが、それが自衛隊なのかどうかということも考えていきたいテーマです。
今日、テロ対策と「安全・安心」という政策の必要性が叫ばれ、
そのために自衛隊の役割が強調されるようになってきています。
その動きは自衛隊の海外への派遣をさらにすすめようという動きとも連動しています。
戦争放棄・戦力不保持を謳う憲法の「改正」への世論作りにも警戒しなければならないと思いながら、この映画を観ました。
(2006年9月11日)

【映画情報】
製作:2006年
上映時間:135分
監督:樋口真嗣
出演もしくは声の出演:草なぎ剛 、柴咲コウ 、豊川悦司 、大地真央 、及川光博、ほか

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

関連記事

機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (51) 『機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者』

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (51) 『機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者』 (初出200

記事を読む

174パラダイス・ナウ

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (174) 映画「パラダイス・ナウ」

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (174) 映画「パラダイス・ナウ」 (初出2007年4月

記事を読む

20ヤカオランの春~あるアフガン難民の生涯

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (20) 『ヤカオランの春~あるアフガン難民の生涯』

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (20) 『ヤカオランの春~あるアフガン難民の生涯』 (初

記事を読む

61東京裁判

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (61) 「戦後60年にあたっての各地で映画上映会企画」

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (61) 戦後60年にあたっての各地で映画上映会企画 (初

記事を読む

沈黙を破る

沈黙を破る

■パレスチナ・イスラエル問題を20年以上にわたり取材してきたフリージャーナリスト、土井敏邦が

記事を読む

kuroi

黒い太陽・南京

1937年7月7日、盧溝橋での発砲事件から、日本と中国は戦争状態に突入。しだいに戦線は拡大し

記事を読む

第50回「憲法映画祭2019」オモテ

憲法映画祭2019

憲法映画祭2019のご案内   と き:2019年4月26日(金)19:00〜(前夜祭)

記事を読む

5ショーシャンクの空に2

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (5) ショーシャンクの空に

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (5) ショーシャンクの空に 2004年7月19日掲載 R

記事を読む

camera

壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び

■息子の誕生で手にしたカメラがパレスチナの現実を鮮明に写し出す パレスチナの民衆抵抗運

記事を読む

平成狸合戦ぽんぽこ

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (12) 『平成狸合戦ぽんぽこ』

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (12) 『平成狸合戦ぽんぽこ』 2004年8月23日掲載

記事を読む

ad

ad


「憲法映画祭2026」20250418(20260222入稿時原稿)差し替え用オモテ
憲法映画祭2026

憲法映画祭2026(4月18日) 第87回憲法を考える映画の

180俺は、君のためにこそ死ににいく
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (180)俺は、君のためにこそ死ににいく

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (179) 映画『俺は、君のた

179明日、君がいない
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (179) 映画『明日、君がいない』

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (179) 映画『明日、君がい

320
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (178) 映画『ツォツィ』

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (178) 映画『ツォツィ』

05b597a95f987cde
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (177) 映画『ドレスデン、運命の日』

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (177) 映画『ドレスデン、

陪審員
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (176)映画「陪審員」

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (176) 映画『陪審員』

→もっと見る

PAGE TOP ↑