第65回憲法を考える映画の会『TOMORROW 明日』上映会
第65回憲法を考える映画の会『TOMORROW 明日』上映会
【上映会情報】
第65回憲法を考える映画の会&第3回 憲法を考える映画の会@国分寺
日時:2022年8月13日(土)13:30~16:30
会場:西国分寺いずみホール(JR西国分寺南口2分・駅前広場隣接)
プログラム 1映画「TOMORROW 明日」(106分)
参加費(会場費・資料代)1000円 学生・若者:500円
『TOMORROW 明日』
今日の次は明日が来る
誰もがそう信じていた
長崎 8月8日 ──
映画『TOMORROW 明日』は、1945年8月8日、長崎に原爆が投下される前日から翌朝までの日常風景を描いています。原作は、井上光晴の小説『明日・1945年8月8日・長崎』。
戦争や核の使用が取りざたされている現在、反戦のために憲法をどのように活かしていったらよいか、考えていきたいと思います。
【ストーリィ】
1945年8月8日の長崎で、一組の結婚式が行われようとしていた。花嫁は看護婦のヤエ、花婿は工員の中川庄治だった。戦時下ゆえ、いつ空襲になるかわからないこともあり、つつましやかに執り行われた。
写真を撮り終えたところで姉のツル子が陣痛を訴えた。
ツル子の家には産婆がやってきて、「産まれるのは夜になるだろう」と言う。母・ツイはツル子のために小豆をお手玉から取り出して煮て食べさせてやった。ヤエの妹・昭子は恋人英雄に赤紙が来たことを知らされる。
誰もが明日に向かって精いっぱい生きていた。そして8月9日の朝…。
この映画は、黒木和雄監督の「戦争レクイエム」三部作の第一作です。「戦争レクイエム」は、この第一作に続いて、第二作『美しい夏キリシマ』(2003年)、第三作『父と暮らせば』(2004年)の三部作からなる劇映画です。それぞれ、戦争の中の日常、そこで精いっぱい生きる人々を描いて、考えさせます。
1988年キネマ旬報ベストテン日本映画第2位
主演女優賞:桃井かおり 監督賞:黒木和雄
【スタッフ】
監督:黒木和雄
プロデューサー:鍋島壽夫
脚本:黒木和雄、井上正子、竹内銃一郎
撮影:鈴木達夫 美術:内藤昭 録音:井家眞紀夫 編集:飯塚勝
音楽:松村禎三 助監督:月野木隆
製作:ライトビジョン 沢井プロダクション 創映新社
【出演者】
三浦ツル子(桃井かおり)三姉妹の長女。妊娠中。
三浦ヤエ(南果歩)花嫁。三姉妹の次女。
三浦昭子(仙道敦子)三姉妹の三女。
石原継夫(黒田アーサー) 中川庄治の友人。
中川庄治(佐野史郎) 花婿。製鋼所の工員でヤエと結婚
三浦泰一郎(長門裕之) 三浦家の家長。
三浦ツイ(馬渕晴子) 三浦泰一郎の妻。
銅打(田中邦衛)中川庄治の継父。写真館を営む。
1988年製作/105分/日本 原題:Tomorrow
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
ad
関連記事
-
-
いのちの山河 日本の青空Ⅱ
「日本国憲法」が施行されてから60年あまり。戦後の日本が60年以上もの間、かろうじて戦争をす
-
-
第18回憲法を考える映画の会のご案内
第18回憲法を考える映画の会のご案内 第18回「憲法を考える映画の会」 日時:6月13日(土)1
-
-
第56回憲法を考える映画の会「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」
第56回憲法を考える映画の会 「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」 第56回
-
-
第6回むのたけじ反戦塾
第6回むのたけじ反戦塾 日時:2024年1月20日(土)13:30〜16:50 会場:文
-
-
第71回 憲法を考える映画の会「広島・長崎における原子爆弾の影響」
第71回 憲法を考える映画の会「広島・長崎における原子爆弾の影響」 第71回憲法を考える
-
-
5月24日(土)第12回「憲法を考える映画の会」のご案内
第12回「憲法を考える映画の会」案内チラシが出来ました。 第12回憲法を考える映画の会
-
-
戦ふ兵隊 日本の悲劇
第37回憲法を考える映画の会 と き:2017年8月27日(日)13:30~16:30 ところ:
-
-
第16回憲法を考える映画の会「証言 侵略戦争」のご案内
第16回憲法を考える映画の会は「証言 侵略戦争」三部作を見て話し合います。 第16回憲法を考える映
ad
- PREV
- 闇に消されてなるものか 写真家 樋口健二の世界
- NEXT
- 自主制作上映映画見本市#9