自主制作上映映画見本市#6
自主制作上映映画見本市#6
【上映情報】
自主制作上映映画見本市#6
日時:2021年9月23日(木・休)9:30〜17:00
会場:文京区民センター3A会議室(地下鉄春日駅・後楽園駅)
テーマ:いま、闘いの現場から
プログラム:
09:30〜10:10『外国人収容所の闇 クルド人の人々は今』(39分)
10:30〜12:00『君が代不起立 抵抗する教員たちのドラマ』(87分)
13:00〜14:40『終わりの見えない闘い 新型コロナウイルス感染症と保健所』(100分)
15:00〜16:20『闇に消されてなるものか 写真家樋口健二の世界』(80分)
*各作品の終了後、作品の作家、出演者、関係者にの方に短くお話を伺う予定で
お願いしています。
参加費:1日券&1回券共通 1000円
【作品紹介】
9:30〜10:10
外国人収容所の闇 クルドの人々は今
2019年制作 39分山村淳平監督 配給:アジア太平洋資料センター03-5209-3455
トルコで迫害を受ける少数民族クルド人。彼らは日本に逃れてきているが、 難民として認められていない。そして待ちかまえるのは、入管庁が管轄する外国人収容所である。外国人収容所は、在留資格のない移民・難民を収容する施設である。そこでは、入管職員による暴力があり、病人は放置され、被収容者は自殺へと追いこまれる。なんら罪を犯していないにもかかわらず、 収容が数年以上もつづくため、精神の拷問といわれている。本作では、日本に住むクルド人への取材を通して、外国人収容所の知られざる実態を映しだし、その闇にせまる。
10:30〜12:00
君が代不起立 2003年〜2006年抵抗する教員たちのドラマ
2006年制作 87分 佐々木有美・松原明監督 配給:ビデオプレス 03-3530-8588
「日の丸・君が代」強制問題をテーマにしたビデオプレスの新作ドキュメンタリー『君が代不起立』が完成した。作品は、2003年10月の「日の丸・君が代」を強制する都教育委員会通達から、予防訴訟判決の2006年秋までを記録している。石原都知事下の東京では、「君が代」斉唱時に不起立しただけで、重い処分が課せられる。私たちは、停職処分とたたかう根津公子さん・河原井純子さん、刑事告訴された藤田勝久さんなどを中心に「教員たちのレジスタンス」を追った。
13:20〜14:40
終わりの見えない闘い新型コロナウイルス感染症と保健所
2021年制作 100分 宮崎信恵監督 制作・配給:ピース・クリエイト 03-3699-4883
公衆衛生の最前線として新型コロナウイルス感染症の拡大防止に重要な役割を担う保健所。増え続ける感染者に保健所の業務はひっ迫。「救える命は一人も見逃さない」を胸に刻んでーあまり人々の眼に触れられることの少ない保健所職員や保健師たちの奮闘を描く。2020年初夏から2021年3月までの約10か月間を、公衆衛生の最前線である保健所にカメラを据え、感染拡大防止に当たる保健師や他の保健所職員たちの奮闘と葛藤、苦悩をドキュメンタリーで描く中で、保健所の役割と今日的課題を見ていく。
15:00〜16:20
闇に消されてなるものか写真家樋口健二の世界
2021年制作 80分永田浩三監督 配給:永田浩三 080-6507-7377
樋口さんは、自身を「売れない写真家」と呼ぶ。川崎の製鉄所の工員時代、ロバート・キャパ展に衝撃を受け、写真の道を志す。大気汚染に苦しむ三重県四日市市、毒ガスが製造された広島県大久野島、国や企業を相手にした原発労働者の被曝訴訟などを取材。まなざしはいつも傷ついた民衆に向けられた。炉心付近で働く労働者を世界で初めて撮影することに成功した。報道写真家・樋口健二さん。84歳。日本人初の「核なき未来賞」を受賞するなど、世界的に評価が高い。半世紀にわたるフォト・ルポルタージュの軌跡を、圧倒的な語りによって振り返る。
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