*

憲法映画祭2021

憲法映画祭2021

第59回憲法映画祭2021オモテ 第59回憲法映画祭2021ウラ

憲法映画祭2021
と き:4月17日(土)10:30〜18:00
ところ:武蔵野公会堂ホール(吉祥寺駅南口2分)
10:00 開場 10:30 開会
10:40 アニメーション映画「戦争のつくりかた」(8分)
10:50 映画「戦争をしない国 日本」(短縮版=38分)
12:00 食事休憩
13:00 映画「シャドー・ディール」(90分)
14:30 お話 杉原浩司さん(武器取引反対ネットワーク[NAJAT]代表)
15:30 休憩
15:50 映画「1987 ある闘いの真実」(129分)
18:00 閉会予定

参加費:1日券 2500円 学生 1500円 1回券:1000円 学生 500円

テーマ:自衛隊が日本軍になるということ

第二次安倍政権が、あらたに「改憲」を言い出した2013年4月、私たちは「憲法を考える映画の会」を始めました。
「このまま改憲させてはいけない、『戦争をする国』になってしまう」という危機感をもったからです。
そして、この安倍政権の7年あまりの間に、明文改憲こそできませんでしたが、憲法第9条をないがしろにする「戦争をする国」を準備する法律が次々と作られました。「特定秘密保護法」「安保法制(戦争法)」「共謀罪法」などが強行採決され、辺野古、高江をはじめとする米軍と自衛隊の基地建設、日米軍事同盟の強化が着々と進められています。
そしていま、「敵基地攻撃能力」「南西諸島へのミサイル配備」などが菅政権に引き継がれ、さまざまな反対を押し切ってさらに進められようとしています。「改憲」が、また政治の場に持ち出されてくるのも必至です。自衛隊を戦場に行かせ、アメリカ軍の肩代わりをさせるアメリカのねらいは、何も変わっていないのですから。
安倍改憲が唱えている「憲法に自衛隊を明記するだけだ」は、とりもなおさず「自衛隊が日本軍になる」ということです。
自衛隊は侵略軍になり、日本はアメリカと共に再び加害国になっていくといえます。
そうした策動を止めるにはどうしたらよいでしょうか。憲法と戦争、戦争をつくり出すものは何かについて考える3つの作品を選びました。軍拡や武器取引に反対する市民運動を行っている杉原浩司さんのお話を聞きます。さらに韓国の民主化運動の立ち上がりを描いた劇映画から、自分たちの闘いについて考えることにしましょう。

10:40〜
アニメーション映画「戦争のつくりかた」(8分/2015年/日本)
2004年、この国が戦争へ近づいていくのではないかと気づいた人たちによって創られた絵本をもとに2015年、新たに戦争の悲しみと不条理を繰り返してはならないと多くの
アニメーション作家がリレー形式で制作。憲法で戦争を放棄すると決めた国、日本。
大きな犠牲のもとに築かれたこの「非戦の70年」という遺産を、次の世代にきちんと
手渡しできるかは、私たち一人一人が一歩を踏み出せるかどうかにゆだねられている。

戦争のつくりかた 戦争のつくりかた2

10:50〜
ドキュメンタリー映画「戦争をしない国 日本』(短縮版38分/2008年/日本)
戦争の悲惨な経験と反省から戦争放棄をうたった日本国憲法ができたものの、朝鮮戦争
をめぐるアメリカの政策の中で歪められ、自衛隊が作られた。その後、安保闘争や基地をめぐる市民の闘いによって憲法はなんとか護られてきたが、ベトナム戦争、湾岸戦争、
イラク戦争などを通して、今や「戦争できる国」になろうとしている。戦前から戦中、
戦後にわたる歴史的な映像によって、憲法、自衛隊、日米安保を検証する。

戦争をしない国日本 戦争をしない国日本2 のコピー 60年安保 のコピー
13:00〜
ドキュメンタリー映画「シャドー・ディール」(90分/2016年/アメリカ・ベルギー・デンマーク)
“人を殺すための道具”である武器。戦争が続く限り需要が無限に生まれる。莫大な利益を生む国際武器取引、巨額マネーが動くもう一つの世界。何が戦争をつくり出していくのか、兵器産業、武器取引の側面から描いた衝撃のドキュメンタリー。金と権力と個人の野望が、国家の安全保障や世界平和、人権や開発よりも優先される国際武器取引の実態を描く。

映画『シャドーディール 武器ビジネスの闇』(原題:Shadow World) のコピー シャドーディール
14:30〜
お話「軍産共同体が九条をこわす」
杉原浩司さん(武器取引反対ネットワーク[NAJAT]代表)
武器取引に反対する市民運動を展開する杉原さんに、日本が直面する危機の本質について話していただく。「兵器爆買い」「敵地攻撃能力」「南西諸島へのミサイル配備」
「新イージス艦の建造」は何を意図しているのか。「他国での殺傷能力の保有は、再び
日本が戦争加害国になるということ」。くい止めるために私達は何をしたらよいのか?

 

武器取引反対ネットワーク
15:50〜
劇映画「1987 ある闘いの真実」(129分・2017年・韓国)
1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。南営洞警察で、行き過ぎた取り調べによってソウル大学の学生が死亡してしまう。それを隠蔽しようとする警察。違和感を抱いた検事はそれが拷問致死だったことを明らかに。さらに新聞記者が、刑務所看守が、真実を公表するべく奔走する。殺された大学生の仲間も立ち上がり、事態は韓国全土を巻き込む民主化闘争へと展開していく。

1987ある闘いの真実 8cb5579f0552691ee8bf68446647e717

 【タウン紙 asacocoの紹介記事 2021年4月1日号】

asacoco4月1日紹介記事

 

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

関連記事

sanga

いのちの山河 日本の青空Ⅱ

「日本国憲法」が施行されてから60年あまり。戦後の日本が60年以上もの間、かろうじて戦争をす

記事を読む

第68回「『テロリストは誰?』オモテ

第68回憲法を考える映画の会『テロリストは誰?』上映会

第68回憲法を考える映画の会『テロリストは誰?』上映会 【上映会情報】 第68回憲法

記事を読む

ikiru

“私”を生きる

職員会議では職員の意向を確認するための挙手・採決を行うことを禁止され、 卒業式や入学式で国歌

記事を読む

空想の森映画祭パンフ表紙

第20回空想の森映画祭

第20回空想の森映画祭のご案内 と き:2015年9月19日(土)〜9月22日(火) ところ

記事を読む

自由と壁とヒップホップ

自由と壁とヒップホップ

自由と壁とヒップホップ 音楽に境界はない!!! パレスチナのヒップホップムーブメントを取り上げた

記事を読む

福島映画祭2014-1

福島映像祭2014

福島映像祭2014のご案内 日時:2014年9月20日(土)〜26日(金) 会場:ポレポレ東中野

記事を読む

無知の知オモテ

無知の知

無知の知   【映画の概要】 私は私自身が「原発」について「何も知らない」ということ

記事を読む

1000人委員会

集団的自衛権反対の行動のお知らせ

集団的自衛権反対の行動のお知らせです。 7月1日閣議決定される可能性が高いということで、急きょ1日

記事を読む

第25回憲法映画祭160501 オモテ

憲法映画祭2016 5月1日

憲法映画祭2016   と き:2016年5月1日(日)11時〜19時 ところ:東京体

記事を読む

1201市民メディアチラシ181128修正

「われわれに今、表現の自由はあるか?」映画と講演の市民集会

「われわれに今、表現の自由はあるか?」映画と講演の市民集会 〜地域・民衆ジャーナリズムから新たな市

記事を読む

ad

ad


第69回「憲法映画祭2023」3月28日原稿(うしろの正面版)オモテ
憲法映画祭2023

憲法映画祭2023   憲法映画祭2023(第69回憲法を考え

手元資料むのたけじ反戦塾20220312(3月6日版)
第2回 むのたけじ反戦塾

第2回むのたけじ反戦塾 と き: 2023年3月12日(日)

第68回「『テロリストは誰?』オモテ
第68回憲法を考える映画の会『テロリストは誰?』上映会

第68回憲法を考える映画の会『テロリストは誰?』上映会

第3回憲法と市政を考える映画会「白バラの祈り」230128(黒地版)
第3回「憲法と市政を考える映画会」@立川 『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最後の日々』上映会

第3回「憲法と市政を考える映画会」@立川 『白バラの祈り ゾフィー・

第67回「日本原」 (2022年12月25日)入稿時オモテ
第67回憲法を考える映画の会『日本原 牛と人の大地』上映会

第67回憲法を考える映画の会『日本原 牛と人の大地』上映会

→もっと見る

PAGE TOP ↑