ねりま沖縄映画祭2018 わたしの沖縄 あなたの沖縄
公開日:
:
最終更新日:2018/09/21
上映会
ねりま沖縄映画祭2018 わたしの沖縄 あなたの沖縄
【上映案内】
9月22日(土)~10月12日(金)
9月22日 14:30 トーク 森口豁+永田浩三 かたき土を破りて/激突死(参考上映)
会場:武蔵大学江古田キャンパス1号館1201教室
9月24日 11:00 女が男を守る島~久高島~/ユークイ~祈りの島 宮古・池間島/ 14:00 カタブイ-沖縄に生きる-
会場:練馬区役所地下多目的会議室
9月29日 10:30 米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー/13:30 米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー
会場:練馬区立生涯学習センターホール
9月30日 18:45 ゆんたんざ沖縄
会場:COCONERI3階区民・産業プラザ研修室2
10月4日 18:15 オキナワの少年
会場:日芸江古田キャンパス東棟地下1階EB2教室
10月7日 10:15 「ザ 思いやり」 PART2
会場:練馬区役所地下多目的会議室
10月8日 11:00 海の彼方/14:00 パイナップルツアーズ/17:45 デジタルで甦る沖縄
会場:練馬区役所地下多目的会議室
10月12日 18:45 ZAN ジュゴンが姿を見せる時
会場:大泉学園ゆめりあホール (東京都)
主催:ねりま沖縄映画祭
連絡TEL090-8311-6678
料金:前売一般 1000円 当日一般 1200円 18才以下・障害者 800円 3枚綴り 2700円 武蔵大学 日芸学生 無料 (各大学での上映の際は各大学の学生無料)
【上映作品紹介】
『かたき土を破りて』
1970年12月20日未明、沖縄人男性が酒に酔った米兵の車に轢かれた。その事故処理をきっかけに、いわゆる「コザ暴動」が起こった。なぜコザ暴動が起こったのかを、米兵がらみの事件や事故、識者のコメントなどで明かしながら、「極東の兵器庫」「太平洋の要石」ともいわれた基地沖縄の矛盾と沖縄の人々の怒りが限界を越えていく様相を追う。
ディレクター:前田勝、森口豁 撮影:森口豁、田口紘、松本洋
編集:青木英明 ナレーター:寺田農 プロデューサー:森康雄
9月22日 14:45
会場:武蔵大学江古田キャンパス1号館1201教室
『激突死(参考上映)』
「激突死」は、1973年5月20日、ナナハンに跨り、猛スピードで国会議事堂正門に体当たりして死んだ上原安隆さん(享年27歳)の足跡をたどったドキュメンタリーです。
上原安隆さんは、沖縄本島中部、恩納村喜瀬武原(きせんばる)生まれ。迷彩色のゲリラ服の米兵が我が物顔で走り回るそんな村で育ちました。
水産高校を出た後、基地の町コザで、米兵相手のタクシードライバーやキャバレーのボーイとして働きました。
彼の周りにいた人たちの証言から彼の生前の姿がいきいきとよみがえります。
「米兵を楽しませることのうまい、店一番の人気者だった」というバーの同僚の話。くったくない笑顔でバーのカウンターに立つ上原君の写真。
彼も、あのコザ暴動に参加。数日後、車両に火をつけたとして逮捕されます。
その後、彼は、本土に渡り、神奈川県川崎市で長距離トラックの運転手として働きました。
彼の当時住んでいたアパートの友人の話。「休みの日には、アパートで一人、高橋和己の『孤立無援の思想』などを読んだり、ギターをひく青年だった」
「まじめで静かな青年だった。趣味のバイクであちこち行くのを楽しみにしていた」これは運送会社の先輩の話。
そして、沖縄が日本に「復帰」してほぼ1年たった1973年5月20日、彼は、国会議事堂正門の鉄扉にバイクで激突して死亡します。遺書はなく、翌日の新聞には「自殺」「暴走」と報じられました。
(上原さんが激突死した時のヘルメット。国会議事堂の鉄扉の痕跡が3本、くっきりと跡型を残しています)
「なぜ彼は、国会議事堂に生身のからだを叩きつけたのか。その日が『復帰』の1年後だったことから推測すると、『祖国への絶望』がまず考えられる。
そうだろうとも、日本復帰で沖縄問題はお終い、という風潮が全国を覆っていた。政治もマスコミも、まるでこの国に<沖縄>なんか存在しなかったように・・・」
(森口豁「たった一人のコザ暴動」琉球新報2000年12月20日)より
9月22日 15:50
会場:武蔵大学江古田キャンパス1号館1201教室
『女が男を守る島~久高島~』
私たちには一つの予感があった。1978年のイザイホーを最後に、年間30を越す祭祀を担う神女が誕生しなくなったことから、遠からず消滅するだろうということだった。1982年から84年にかけて久高島の年中行事を撮影した。70時間に及んだ。その一部をテレビ用に作ったのがこの作品である。
オナリ(姉妹)神信仰に支えられて、久高島では女が男を守るという伝統的な考えがあるが、守られる男たちの一生はどうなのであろうか?男たちの一生を島の年中行事の中でとらえたものである。
監督:北村皆雄/制作:三浦庸子 /製作:ヴィジュアルフォークロア
9月24日 11:00
会場:練馬区役所地下多目的会議室
『ユークイ~祈りの島 宮古・池間島』
1974年、池間島のユークイを谷川健一(民俗学者)さんらと一緒に行き、撮影をした。ユー(世、豊饒)をクイ(乞う)という豊年祈願で、島の51歳から55歳の女性がユークインマとして、夜籠もりと御嶽回りをするもので、誰もがドサドサとユーの運ばれる音を聞くのだという。宮古本島西原、伊良部島は、池間島からの分村で、ユークイも一緒に移った。池間島では1985年を最後に途絶えたが、1997年に二人のツカサで復活した。断絶以前の本家池間島の5人のツカサによるユークイの秘祭をみることができる。1974年/カラー/監督:北村皆雄
9月24日 11:45
会場:練馬区役所地下多目的会議室
『カタブイ-沖縄に生きる-』
ダニエル・ロペス監督のドキュメンタリー映画「カタブイー沖縄に生きるー」の公式チャンネルです。 詳しくは映画「カタブイー沖縄に生きるー」公式サイトへ http://www.kukuruvision.com/katabui
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=wa8p-sLwoxo&feature=share
9月24日 14:00
会場:練馬区役所地下多目的会議室
『米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー』
戦後の沖縄で米軍の圧政と闘った一人の男の生き様をJNNの貴重な未公開映像の数々で描いたドキュメンタリー『米軍アメリカが最も恐れた男 その名は、カメジロー』予告編。 <ストーリー> 男は、ガジュマルをこよなく愛した。「どんな嵐にも倒れない。沖縄の生き方そのもの」だと。那覇市を、かつてたった11ヶ月だけ率いた、その男が好んで使った言葉がある。それは「不屈」。1945年の終戦後、沖縄で民衆の先頭に立ち、演説会を開けば毎回何万もの人を集めた男。その名は、瀬長亀次郎。団結して立ち向かったのは、戦後沖縄を占領したアメリカ軍の圧政。祖国復帰へ向けて民衆をリードした、その人物は、アメリカが最も恐れた男だった―。 監督:佐古忠彦 撮影:福田安美 音声:町田英史 編集:後藤亮太 エグゼクティブプロデューサー:藤井和史 プロデューサー:大友淳 秋山浩之 語り:山根基世、大杉漣 テーマ音楽:「Sacoo」作曲・演奏 坂本龍一 2017年/日本/日本語/カラー(一部モノクロ)/ビスタ/ステレオ/107分/配給:彩プロ (c)TBSテレビ
公式サイト:http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=jEC2DGEFR2s&feature=youtu.be
9月29日 10:30 /13:30
会場:練馬区立生涯学習センターホール
『ゆんたんざ沖縄』
過去の戦争と現在の暮らし 風化する戦後を問う沖縄読谷村の人々 沖縄。かつて琉球と呼ばれ東アジア貿易要衝の地として繁栄した王国。 明治期以降は沖縄県として日本に編入され、太平洋戦争では日本国内で唯一の地上戦の場所となった。 この残酷なまでの歴史を背負い続けた沖縄の大きな結節点は、38年たって84人の集団自決が明らかになった読谷村チビチリガマ(ガマは濠の意)の悲劇である。本作は、その時集団自決を強いられたチビチリガマの生存者の証言を、戦後41年を経てはじめて収録。 また彫刻家金城実氏を中心にした遺族による『世代をつなぐ平和の像』制作や読谷高校卒業式での日の丸掲揚問題を通して読谷村の<平和の村作り>を追った感動の記録。 日本/1987年/カラー (C) SIGLO
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=QYGBE4-cpnY&feature=youtu.be
9月30日 18:45
会場:COCONERI3階区民・産業プラザ研修室2
『オキナワの少年』
1970年、辛く暗い思い出ばかり故郷の沖縄を離れ、東京で映画の道を志す比嘉常雄は、日雇い労働とシナリオ学校の往復の日々を過ごす。”基地沖縄”での少年時代、”沖縄人”としての青春時代が交差して描かれる。
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=vgfqutWKOvY&feature=youtu.be
10月4日 18:15
会場:日芸江古田キャンパス東棟地下1階EB2教室
『「ザ 思いやり」 PART2』
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=Q1O6ZSVMBAg&feature=youtu.be
10月7日 10:15
会場:練馬区役所地下多目的会議室
『海の彼方』
1930年代に沖縄石垣島へ移住し、パイナップル栽培と水牛耕作という技術革新を日本へもたらした台湾移民が、日本の敗戦でアメリカの統治下となった沖縄で1972年の返還まで無国籍になってしまった苦難の歴史と80年を超えて探し求めるアイデンティティーの物語。8/12(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開!
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=_NsvVJ-C9Yw&feature=youtu.be
10月8日 11:00
会場:練馬区役所地下多目的会議室
『パイナップルツアーズ』
伝説の大琉球娯楽映画『パイナップル ツアーズ』予告編。1992年公開/118分/ベルリン国際映画祭正式招待作品。監督:真喜屋力、中江裕司、當間早志 出演:照屋林助、平良とみ、利重 剛、洞口依子、藤木勇人、兼島麗子、新良幸人、富田めぐみ、宮城祐子、津波信一、仲宗根あいの、吉田妙子、北村三郎、笑築過激団、音楽:りんけんバンド、撮影:一之瀬正史 製作:代島治彦
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=1v7QjUD6T8o&feature=youtu.be
10月8日 14:00
会場:練馬区役所地下多目的会議室
『デジタルで甦る沖縄』
昨年のねりま沖縄映画祭で好評を博した企画の第2弾。
1050年代から70年にかけて、沖縄で暮らしていた市井の人びとの手で撮られた貴重で懐かしい8ミリ映像の数々。
もしかしたら埋もれて消えてしまったかもしれない沖縄の戦後の日々、風景、お祭り、さまざまな行事…二度と帰らぬとき。
あのころ。現在進行形で進むデジタル化作業の中から、昨年の映画祭以降、新たに甦った映像を真喜屋力さんの解説で観る。
東京では稀な上映。お見逃しなく。
10月8日 17:45
会場:練馬区役所地下多目的会議室
『ZAN ジュゴンが姿を見せる時』
沖縄に生息する絶滅危惧種のジュゴンを見ようと訪れた先は辺野古。 そこで目の当たりにしたのは、圧倒的な自然の美しさと、それを脅かす米軍基地建設だった–。 日本自然保護協会が企画・取材等に協力をしてきたフィルムが完成しました。辺野古の埋め立てがニュースになっているけれど、いったいどんな海なのか、なぜ問題なのか、じつはよく知られていないのが現状です。日本自然保護協会が守ろうと取り組んできた辺野古・大浦湾の海を知ってください。 辺野古の海を守るためにもこのフィルムを一人でも多くの方にみていただきたいです。上映会を開いてくださる方、募集中です
(自主上映については、「cinemo」https://www.cinemo.info/movie_detail….
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=qqLMlotIy1k&feature=youtu.be
10月12日 18:45
会場:大泉学園ゆめりあホール (東京都)
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