第56回憲法を考える映画の会「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」
第56回憲法を考える映画の会
「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」
第56回憲法を考える映画の会
「ヤジと民主主義」「沖縄と本土 一緒に闘う」
と き:2020年9月21日(月・休)13:30〜16:30
ところ:文京区民センター3A会議室
(文京区本郷4−15−14・地下鉄春日駅2分/後楽園駅5分)
第56回憲法を考える映画の会
安倍は辞めた。
しかし、その政権が、ねじ曲げてきた政治は、
私たちが責任を持って糾さなくてはならない。
プログラム
13:30〜14:15 テレビ番組『ヤジと民主主義〜小さな自由が排除された先に〜』(45分)
14:30〜15:30 ドキュメンタリー映画『沖縄と本土 一緒に闘う』(60分)
15:30〜16:30 トークシェア(湯本雅典監督とのお話)
参加費:1000円
(「デモと民主主義」はテレビ番組なので、「デモと民主主義」のみを見る場合は入場無料)
●コロナ感染予防にご協力ください(マスク・消毒)
会場の席数が制限(95席)されています。
参加希望の方は事前にご連絡ください。
感染状況の拡大などによって中止、延期になる場合があります。
テレビ番組『ヤジと民主主義〜小さな自由が排除された先に〜』
「安倍やめろ」2019年7月15日、安倍首相が札幌で参議院選挙の応援演説をしているときに、それは起きた。
演説会場でヤジを飛ばした1人の男性が、多数の警察官によって排除されたのだ。
「増税反対」と声を上げた女性も同じように排除された。
ヤジだけではない。
年金問題に関するプラカードを掲げようとした年配の女性も、警察官によって安倍首相から遠ざけられ、掲げることはできなかった。
「無言でプラカードを掲げるというのは誰にでもある権利。弱者ができる唯一の一人でできることを奪う国は民主主義ではない」(女性)。
あの日、札幌では少なくても9人が警察によって排除された。
市民団体などが北海道警察に抗議し、説明を求めたが、道警は7か月にわたり説明をしなかった。
だが今年2月、道警はヤジを排除したのは適正だったと結論付けた。
番組では独自に排除された当時の映像を集め、公職選挙法や元警察官、刑法の専門家などへインタビューを行い、ヤジ排除の正当性について真正面から検証する。一方で排除された当事者の思いに迫る。 (2020年4月放映・45分・HBC北海道放送制作 )
軍備拡張を続ける日本政府 2017年12月7日、沖縄県宜野湾市の緑ヶ丘保育園の屋根の上に、 米軍ヘリの部品と思われるものが落下した。
その数日後には、 近くの普天間第二小学校の校庭に米軍ヘリの窓枠が落下した。
一方、名護市辺野古では、2018年12月土砂の埋めたて工事が始まった。
同じ年の9月には辺野古新基地建設に反対を表明している玉城デニーさんが、 沖縄県知事に選ばれた矢先のできごとである。
沖縄では、声をあげ続ける 沖縄県民の多くは、米軍基地の拡張を望んでいない。
そのことは、各所で証明されてきているにもかかわらず、その声は一方的に無視され続けてきた。
であれば、これからどうやって住民は生きて行けばいいのか。
その難問に答えを出すかのように動き始めたのが、「辺野古」県民投票運動である。
南西諸島で急速に進められている自衛隊の基地建設。
2019年3月には沖縄県宮古島、 鹿児島県奄美大島で同時に陸上自衛隊ミサイル基地が開所した。
そして基地のない石垣島でも ミサイル基地建設が始まった。工事開始時期は、カンムリワシの営巣時期に重なった。
それでも防衛省は工事に踏み切った。
その過程で、石垣島でも平得大俣への自衛隊ミサイル基地建設の是非を問う住民投票運動が始まっていた。
(企画、撮影、編集:湯本雅典 2020年4月完成 60分 )