【報告】第2回憲法を考えるちいさな映画の会
【報告】第2回憲法を考えるちいさな映画の会
本日(8月17日)予定通りきっかり15時〜19時半まで「第2回憲法を考えるちいさな映画の会」を催すことができました。試写会と言うことで控えめに案内をしていたのですが、予想していたよりたくさんの方に来ていただき、長時間、映画を一緒に見ることにお付き合いいただきました。
『ぼくたちは見た』(86分)『速報 辺野古のたたかい 2014年7月』(26分)『沈黙を破る』(130分)の三本の作品です。どれも「映画の会」のプログラム候補にしたいと思うくらいいろいろ考えさせてくれる映画でした。
それぞれの映画を見ていろいろなことをかんがえたのですが、とくに強く観じて、そこから考えたことひとつ紹介させてください。
(印象に残ったエピソード)
パレスチナで残虐に家族を殺されたこどもたちを、その心の傷を少しでも癒やそうとポーランドに招いたというエピソードがあります。
そのときのテロップと静止画を拾いました。
モナもその一人だった
とてもきれいでパラダイスみたいだったわ
戦争もないし戦車もイスラエル兵もいないのよ
飛行機は旅客機だけだし
ガザではイスラエル軍に奪われて何もないわ」
この一連の話を見ていてつい涙ぐんでいました。ポーランドってえらいなあ、とまず思いました。NGOの活動なのか、国家の取り組みなのか、あるいはアウシュビッツがあったという関係なのかわかりませんが、子どもたちの傷ついた心を何とかしたいとすぐ実現できるところが。
私ももしできることなら何とかしてあげたいと思いました。
私が知らないでいただけで日本でもそうした活動があるのかもしれません。(おそらく今回サンプルDVDを借りにいった「パレスチナ子どものキャンペーン」はそのような団体なのでしょうか。http://gooddo.jp/gd/group/pcc/
(そこからさらに考えたこと)
でも日本国憲法をもっているわたしたちの国こそ、世界の各地で繰り広げられている戦争に対して、その紛争や戦争を直接止めさせることはできなくとも、こうした戦争によって痛めつけられている人たちに何とかしてあげられることができる国なのではなかったのではないかと思ったのです。
日本国憲法の平和主義はパレスチナ戦争の解決にどのように行かすことができるのか、については一昨夜、FacebookでR.M.さんと話したのですが、まさに世界中の戦争で苦しんでいる人や子どもたちのためになることを進めながら、戦争をやっている当事者に、日本国憲法をたたかう道具として「ツマラナイカラヤメロトイヒ」ことができるのでは無いかと思ったのです。
そんな、世界の平和のために役立つはずの宝とも言える日本国憲法を活用もせず、むざむざ役に立たないものにして「普通の国、戦争できる国、戦争で儲けたい国」にしようとしているのが、わたしたちの国の首相であり、多くの政治家なのです。
どうしましょう?
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きょうの映画はいろいろ考えさせられることがほかにもたくさんあったので、近々大きな映画の会の方でもちゃんとプログラムを組んでやろうと言うことになりました。
そのときは是非いらっしゃってください。
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