第91回 憲法を考える映画の会 『種まく人びと』 『横浜事件を生きて』
第91回 憲法を考える映画の会 『種まく人びと』 『横浜事件を生きて』
第91回憲法を考える映画の会
■日時:2026年12月5日(土)13時30分〜16時30分
■会場:文京区民センター 3A会議室(地下鉄春日駅・後楽園駅)
■プログラム
13:30〜13:35 この映画について
13:35〜14:20 映画『種まく人びと』(45分)上映
14:20〜15:20 映画『横浜事件を生きて』(58分)上映
15:20〜15:30 休憩
15:30〜16:30 トークシェア
■参加費:一般 1000円 若者:無料
第91回憲法を考える映画の会 映画案内チラシPDFのダウンロードはこちらから
【映画の解説】
映画『種まく人びと』
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟創立50周年記念映画
この映画は、戦前の暗黒政治のもとで、命がけで侵略戦争に反対し、主権在民、平和と民主主義を主張したために弾圧され、今日の日本国憲法の礎を築いた治安維持法犠牲者の戦いと、その志を引き継いだ人びとの不屈の記録です。 (監督:鶴見昌彦/2018年制作/45分)
映画『横浜事件を生きて』
「横浜事件」は1942年から45年にかけて多数のジャーナリスト・知識人が検挙され、 事実無根のでっちあげで特高から激しい拷問を受け、死亡者も出た弾圧事件。出版記念慰安旅行の1枚の写真が、共産党再建準備会の証拠とされた。拷問による自白をもとに有罪とされたが、戦後、関係者が立ち上がった。ビデオはその生き残りのひとりである木村亨さんの再審請求のたたかいを中心に構成。今も続いている事件なのだ。元特高警察官が電話インタビューで語る本音。古いニッポンはまだ生きていた。(演出:松原 明/1990年制作/58分)
【映画を見て考えたいこと】
2013年の「特定秘密保護法」、2017年の「共謀罪法」、そして今また「スパイ防止法」。その間にも「国旗損壊処罰法」…。それらの多くが、私たちの「表現の自由」、「言論の自由」に深く関わってくる法律であるにもかかわらず、十分な論議もされないまま、強行されてきました。為政者は、いったい何がしたいのか、なぜそんな無茶苦茶に民主主義的な論議を壊してまで、押し進めようとするのでしょうか?
これらの法制には、すべて、自分たちの政策に反対する人びと、文句を言う人の活動を封じたいと言うねらい、意図を感じます。それは、敵を作り出し、排除しようとしてい動きにつながります。いわば内向けの戦争の準備、戦前・戦中と同じような監視体制をつくり、政府の方針に異を唱える人びとを「非国民」として拘束、弾圧していくような社会をつくることにつながります。戦争に反対する声をあげれば、監視され、国家に反逆していると決めつけることができる法制、社会がつくられようとしています。
私たちは、戦前の治安維持法が、どのように弾圧に利用されてきたか、そしてそれが結果として人びとを戦争に導いていったかを、歴史から学びたいと思います。さらに、それと同じような意図、ねらいが、今の政治を動かしているのではないかと考えざるを得ません。
「スパイ防止法」に向けての動きを通して、「改憲」のねらいについて考えていきたいと思います。
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