憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (43) 『 にがい涙の大地から』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (43)
『にがい涙の大地から』
(初出2005年2月28日掲載)
劉敏(リュウ・ミン 27歳)の父親は1995年に旧日本軍の砲弾で命を落とした。
工事現場で突然爆発した砲弾は父親の両手を吹き飛ばし、全身にやけどを負わせた。
18日間苦しんだ父は死んだ。
後には、莫大な医療費が借金になって残った。
高校生だったリュウ・ミンと中学生だった弟は学校を退学して借金を返すために働き続けている。
李臣(リ・チェン 59歳)は1973年に川の浚渫作業中に旧日本軍の毒ガス弾の事故にあった。
全身が水脹れになり、両手はブドウのように膨れ上がったあげく、深刻な毒ガスの後遺症が残った。
戦争が終わって60年。
中国の大地には、今も、日本が捨ててきた毒ガス兵器(大量破壊兵器)や砲弾が人知れず眠っています。
かつての戦争の置きみやげで、平和な時代に、傷つき命を落とす人々。彼らの声に耳を傾けてください。
【撮影・編集・監督】 海南 友子
【制作】 2004年
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