第19回憲法を考える映画「東京裁判」のご案内
第19回憲法を考える映画「東京裁判」のご案内
と き:7月18日(土)13:30~18:30
ところ:東京体育館 第1会議室
(総武線千駄ヶ谷駅・地下鉄大江戸線国立競技場駅2分)
映画『東京裁判』(477分)1983年制作 小林正樹監督作品
参加費:一般1000円 学生600円
第19回憲法を考える映画の会「極東国際軍事裁判から、戦後70年のいまを考える」
70年目の「終戦記念日」を迎えようとしています。
この年、平和を願ってきた「戦後」は、大きな岐路にさしかかっています。
積極的に戦争に加わる道を選ぶか、
日本国憲法によって守られてきた平和の道を歩み続けるかです。
これまで何とか護り続けてきた平和憲法が、なし崩しにされようとしています。
そうした「いま」と「これから」を考えるとき、
私たちはそもそも70年前に終わった戦争がどのようなものであったのか、
その時、日本人は戦争と東京裁判をどのようにとらえ、何を誓ったのか
知りたいと思いました。
映画『東京裁判』をあらためて見て、私たちがいま、失おうとしている大切なものは何か、それらを失わないためにはどうしたらよいか考えたいと思います。
++++++++++++++++++++++++++++
■映画の解説
第二次世界大戦後の昭和23年、東京都市ヶ谷にある旧陸軍省参謀本部において開廷された「極東国際軍事裁判」。
俗に「東京裁判」として知られるこの裁判の模様は、
アメリカの国防総省(ペンタゴン)により、第二次世界大戦の記録として丹念に撮影・収録され、ひそかに保管されていた。3万巻にもおよぶこれら貴重な記録フィルムは、25年後になってようやく解禁されることになる。
そのフィルムの山から、本作のスタッフは約930巻(170時間分)を引き出すことに成功した。解禁されたフィルムには法廷内のみ成らず、ヨーロッパ戦線、日中戦争、太平洋戦争などの記録も収められていた。
それら膨大なフィルムを中心として『できるだけ客観的に後世に真実を伝えたい。戦前のニュース映画や、諸外国のフィルムも入れて、昭和激動期の民族の変転 をじっと見つめたい』という小林正樹監督のもと、制作期間5年、4億円の費用を投じて、映画『東京裁判』はついに完成した。
本作はいわば戦後世界の原点を解く鍵であり、そして同時に昭和史の凝縮でもある。
また、そこに映し出されるものは、全てが生々しい事実である。
ad
関連記事
-
-
【更新】「ありふれたファシズム」の作品紹介・上映会案内
「ありふれたファシズム」の作品紹介 第14回憲法を考える映画の会に上映する「ありふれたファシズム─
-
-
「ファルージャ」上映会(国分寺)のお知らせ
「ファルージャ」上映会(国分寺)のお知らせ 7月24日(木)7月25日(金)国
-
-
【更新】軍隊をすてた国
映画『軍隊をすてた国』のご案内 久々に「憲法を考える映画」らしい映画のご案内ができます。 軍
-
-
ひまわり ~沖縄は忘れないあの日の空を~
映画「 ひまわり ~沖縄は忘れないあの日の空を~ 」 ■あの悲惨な沖縄戦から生き延びた沖縄
-
-
第22回憲法を考える映画の会のご案内
第22回憲法を考える映画の会 『ハーツ・アンド・マインズ』を見て 私たちが今巻き込まれようと
-
-
映画『スペシャリスト〜自覚なき殺戮者〜』
映画『スペシャリスト〜自覚なき殺戮者〜』 【上映案内】 第45回憲法を考える映画の会
-
-
【更新】「証言 侵略戦争」「証言 中国人強制連行」「証言 20世紀からの遺言」の3作品を追加
「日本の戦争」シリーズの第2弾。「証言 侵略戦争」「証言 中国人強制連行」「証言 20世紀
-
-
【更新】『消えた画 クメール・ルージュの真実』を作品紹介にアップしました。
【更新】『消えた画 クメール・ルージュの真実』を作品紹介にアップしました。 プノンペンの戦
-
-
第13回憲法を考える映画の会のご案内
第13回憲法を考える映画の会のご案内 日時:7月19日(土)14時〜16時半 会場:東京体育鑑