*

19日上映「ファルージャ」チラシのご案内

公開日: : 上映会

19日上映「ファルージャ」チラシのご案内

第13回憲法を考える映画の会

7月19日(土)14時〜16時半に上映する

『ファルージャ  イラク戦争 日本人人質事件…そして』の案内チラシが届きましたので紹介します。

ファルージャチラシ表面

ファルージャチラシ裏面

7月5日憲法を考える映画の会の準備会で試写を行いました。

私たちはこの映画を、「集団的自衛権行使容認が閣議決定」された今の時期に上映して行くことに次のような意味を考えています。

❶集団的自衛権の行使によって日本が加担する戦争とはどのようなものか、を考えます。

❷日本人人質事件がどのようなものであったかを、もう一度見直していくことを通して安倍さんが説明している「集団的自衛権行使の想定」とくに邦人保護の話が如何に欺瞞に満ちたものであるか考えます。

❸そもそもなぜ人質事件が起きたのか、その原因の「イラク自衛隊派遣」から目をそらさせ、邦人保護をせずに「自己責任論」でバッシングをした政府、メディア、あるいは乗った日本人の責任を考えます。

❹イラク戦争、とくに「ファルージャの戦闘」とはどのようなものだったのか?表向きは「アメリカ合衆国軍とイラク武装勢力との間の戦闘」とされていますが、犠牲者はほとんどが女性や子どもを含む武装していない住民でした。このようなアメリカの戦争に自衛隊員を派兵し、アメリカを守るために自衛隊員 がこのような戦闘=殺害を犯すことになると考えながらこの映画を見ると、集団的自衛権行使容認がもたらすもの、それによって失われるものが見えてきます。

❺もう一つこの映画に描かれているのが、劣化ウラン弾の後遺症、イラクでたくさん生まれている奇形児の悲劇についてです。アメリカが行った戦争はアメリカ軍が撤退した今も人々を苦しめ、人々の未来をも奪っていきます。そんな同盟国に対して軍事的歩調を合わせて戦争しようとしているのが「集団的自衛権」行使です。

そしていま、「集団的自衛権行使容認が閣議決定」直後から安倍政権はそうしたアメリカ軍と一緒に戦争をするために「攻撃型」武器の導入を検討することを表明しています。

武器「攻撃型」シフトに

日本国憲法を無視し、国家の名の下に戦争を始めるための武器を国民の税金でそろえようとしています。

安倍さんの意図していることがますます露骨になって来ています。(東京新聞以外のメディアはあまり報道しないので「露骨」ではないのか)

ad

Comment

  1. 小野寺 敬子 より:

    19日の映画会は予約しなくて大丈夫ですか?

    • 花﨑哲 より:

      小野寺敬子様
      コメントありがとうございます。
      予約はいつも用意していないので大丈夫です。    混み合う様なことがありましたら、念のために受付にお名前を伝えてコメントをいただいていることを伝えておきます。
      どうぞよろしくお願いします。

花﨑哲 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

関連記事

第78回「生きていてよかった」「千羽鶴」20240811案内チラシオモテ

第77回憲法を考える映画の会『生きていてよかった』『千羽鶴』

第77回憲法を考える映画の会『生きていてよかった』『千羽鶴』 日時:2024年8月11日(

記事を読む

ねりま沖縄映画祭2018オモテ

ねりま沖縄映画祭2018 わたしの沖縄 あなたの沖縄

ねりま沖縄映画祭2018 わたしの沖縄 あなたの沖縄   【上映案内】 9月22日(土)~10

記事を読む

0524hokoku

第12回「憲法を考える映画の会」のご報告

5月24日14時半〜16時半東京体育館第4会議室で映画「死んどるヒマはない─益永スミコ86歳

記事を読む

第75回憲法映画祭2024(2024・4・29)入稿版オモテ

憲法映画祭2024

憲法映画祭2024 「憲法映画祭2024」(第75回憲法を考える映画の会) と き:20

記事を読む

ザ・思いやり

ザ・思いやり

ザ・思いやり 一人のアメリカ人が米軍への“オモイヤリヨサン”の疑問に挑む 監督:リラン・バクレー

記事を読む

no_%e3%83%9b%e3%82%9a%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc

映画『NO(ノー)』

映画『NO(ノー)』 監督:パブロ・ラライン チリ映画 2012年制作 118分

記事を読む

空想の森映画祭パンフ表紙

第20回空想の森映画祭

第20回空想の森映画祭のご案内 と き:2015年9月19日(土)〜9月22日(火) ところ

記事を読む

第42回憲法映画祭2018(3月11日修正原稿)オモテ

憲法映画祭2018

憲法映画祭2018 2018年4月29日(日)30日(休) 国立オリンピック記念青少年総合センタ

記事を読む

証言 侵略戦争千葉上映会

「映画『証言 侵略戦争3部作』船橋上映会」(千葉・船橋)

「映画『証言 侵略戦争3部作』船橋上映会」(千葉・船橋) 日時:4月18日(土) 10:00~  

記事を読む

第32回「小林多喜二」20170209 オモテ

映画「小林 多喜二」

映画「小林 多喜二」 今井正監督 1974年制作 119分 多喜二プロダクション製作

記事を読む

ad

ad


第82回「琉球弧2025 」「拝啓住民投票さま20250628案内チラシ20250605(入稿時)オモテ
第82回憲法を考える映画の会『琉球弧を戦場にするな 2025』『拝啓 住民投票さま 石垣島のまんなかで起きたこと』

第82回憲法を考える映画の会 『琉球弧を戦場にするな 2025』

2025年5月24日第12回むのたけじ反戦塾チラシオモテ
第12回むのたけじ反戦塾

第12回むのたけじ反戦塾 日時:2025年5月24日(土)13:30

第81回憲法映画祭202520250321修正版オモテ
憲法映画祭2025

憲法映画祭2025 (第81回憲法を考える映画の会) 日時:202

2025年2月24日第11回むのたけじ反戦塾チラシオモテ
「戦争はいらぬ、戦争をさせぬ世へ」第11回 むのたけじ反戦塾

「戦争はいらぬ、戦争をさせぬ世へ」第11回 むのたけじ反戦塾

第80回「ガザからの報告 」20240320案内チラシ20250130(圧縮版)2
第80回 憲法を考える映画の会 『ガザからの報告』

第80回 憲法を考える映画の会 『ガザからの報告』 第80回 憲

→もっと見る

PAGE TOP ↑