憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (166) 『『となり町戦争』 』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (166)
『となり町戦争』
(初出2007年3月5日掲載・H.Oさん)
ある町が隣の町と戦争を始めた。
志願兵による戦闘部隊が組織され、敵の町の動向の偵察なども町の行政として実施される。
町全体の日常は平時と全く変わらないが、ときどき隣接地帯で局地戦があり、戦死者も出ている・・・
この映画は、そのような戦争に駆り出された青年と、行政の一環としてすすめられる戦争を担当することになった町の職員の物語です。
戦争というと、爆撃による大量殺戮という国家間の戦争が連想されますので、この映画のような戦争にリアリティは感じにくく、映画はまさにフィクションです。
しかし、社会に閉塞感が漂う中で、戦争というものもビジネスや行政の対象とされていく可能性・危険性を感じさせられます。
実際に国家間の武力衝突=戦争も軍事産業の意向に沿って政府によって遂行されているという面があるのではないでしょうか。
戦争とは、国家とは、人権とは、憲法とは何かを学ぶ連続講座(オンライン受講はこちら)を当研究所が開講中です。
ともに学び考えていく上で、この映画から考えさせられたことを記してみました。
【映画情報】
製作年:2006年
1時間54分
監督: 渡辺謙作
原作: 三崎亜記
キャスト:江口洋介、原田知世、その他
ad
関連記事
-
-
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (16) 長編記録映画『遠い夜明け』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (16) 『遠い夜明け』 (初出2004年9月2日掲載 I
-
-
カナリア諸島の日本国憲法第9条
■ ─スペイン・テルデ市 サンティアゴ市長インタビュー─ 映画「シロタ家の20世紀」の
-
-
アメリカばんざい Crazy as usual
アメリカばんざい Crazy as usual 格差社会の底辺から、戦場へと押し出されてゆくアメリ
-
-
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (73) 『東京国際女性映画祭』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (73) 『東京国際女性映画祭』 (初出2005年10月2
-
-
第85回憲法を考える映画の会『レーン・宮沢事件 もうひとつの12月8日』
第84回憲法を考える映画の会 『レーン・宮沢事件 もうひとつの12月8日』上映会のご案内
-
-
第86回憲法を考える映画の会「日本人はなぜ戦争へ向かったのか “熱狂”はこうして作られた」
第86回憲法を考える映画の会「日本人はなぜ戦争へ向かったのか “熱狂”はこうして作られた」
-
-
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (81) 『ロード・オブ・ウォー』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (81) 『ロード・オブ・ウォー』 (初出2005年12月
-
-
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (87) 『ホテル・ルワンダ』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (87) 『ホテル・ルワンダ』 (初出2006年1月30日
-
-
自主制作上映映画見本市#5
「自主制作上映映画見本市#5」のご案内 と き:2021年2月23日(火・休)9時30分〜16
-
-
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (56)戦後60年記念特別企画『戦争と人間』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (56) 『戦争と人間』 (初出2005年7月11日掲載)

