憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (86) 『戦争と青春』
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法> (86)
『戦争と青春』
(初出2006年1月30日掲載・H.O.さん記)
太平洋戦争の最中、咲子の恋人である教師・風見にも召集令状が届いた。
風見は徴兵を拒否し逃亡していたが、非業の死を遂げることになった。
1945年3月の東京大空襲の時、咲子は風見と産んだ幼子を連れて逃げたが、
幼子と離れ離れになってしまった。
咲子の姪にあたるゆかりは高校の課題で家族の戦争体験を聞くことになったが、
咲子の弟=父・勇太はなかなか口を開こうとしなかった。
やがて、勇太は語り始めるが、・・・。
このような話しですが、人間は生きるか死ぬかの瀬戸際には、
もはや言葉では表現できないような体験をしたり、無念・痛恨の思いをしたりしましょう。
生き残った後、それを思い出したくなかったり、決して人には知られたくなかったりすることもありましょう。徴兵を拒否した者は当時非国民とされ、その身内も社会から迫害される時代には、
そのようなことがいろいろあっただろうと思います。
この映画は戦争の悲劇を描く壮絶なドラマです。高校生の目で戦争のことを学び考えるものとなっています。
レンタルビデオなどでぜひ多くの方々に観ていただき、日本国憲法の「個人の尊厳」や平和主義の意義を確認しあいたいと思います。
<映画情報>
製作年度 :1991年
上映時間 :102分
監督 :今井正
原作・脚本 :早乙女勝元
出演 :工藤夕貴 、佐野圭亮 、井川比佐志 、奈良岡朋子、その他
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